日時:10月29日(日)朝6時
場所:ウインクあいち
(愛知県産業労働センター)
予約不要!一緒に走りたい方は朝6時に大会会場ウインク愛知に集合してください!
名古屋城に向かって往復6km、7~8分/kmのゆっくり走ります。初心者大歓迎、歩いても構いません。7時までには帰ってこれます。
日腎薬副理事長のサブスリーランナー宮村重幸先生、熊本腎薬の長谷川浩三先生も、そしてもちろん平田も一緒に走ります。
神様は万人に試練を与えるが、必ずチャンスも与えてくれる。
時には試練がチャンスになることだってある。
またチャンスを与えられているにもかかわらず、その時に頑張らなかったら、神様は必ず後でもっとつらい試練を与えてくれる。
僕は特定の宗教にこだわりはないけど、
僕の心の中には神様はいると思っている。
これを知るもの
これを好むものに如(し)かず
これを好むもの
これを楽しむものに如かず
と孔子が言っています。
何かに上達したければ、好きになり、楽しんでやるのが一番!ということです。
みなさん、仕事の中で自分の好きなこと、夢中になれそうなものを見つけてください。
でも、どうしても見つからないなら、
少し旅にでも出て
気分転換するのもいいかもしれない。
腎の構造と機能から学ぶCKDの病態
22日目 Fantastic Fourの効果と使い方
RAS阻害薬→β遮断薬→MRA→RAS阻害薬をARNIに変更→SGLT2阻害薬の順でなくっちゃ駄目?
慢性心不全治療ガイドライン2010の時点では、リスク因子はあるが心不全症状・病理所見がないACA/AHA分類Stage Aの時点でACE阻害薬かARNなどのRAS阻害薬を投与し、心疾患はあるが身体活動に制限がないACC/AHA分類Stage B またはNYHA分類ClassⅠではβ遮断薬の投与が推奨されており(20日目図4を参照)、症状が出始めてからの薬物療法は利尿薬、MRA(この当時は抗アルドステロン薬)を徐々に追加していくというスタイルであった(図1)。まだARNIやSGLT2阻害薬がなかったころの話だ。 この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます
腎の構造と機能から学ぶCKDの病態
21日目 サクビトリル/バルサルタンってどんな薬?~新規心不全治療薬ARNIの快進撃~
PARADIGM-HF試験~圧倒的な心保護作用で早期終了~
2014年に報告された駆縮率の低下した心不全HFrEF患者約8,400人を対象としたPARADIGM-HF試験において、対照薬のエナラプリルと比較して、主要評価項目の心血管死亡・心不全入院(複合エンドポイント)を20%抑制した(ハザード比0.80: 95%CI: 0.73-0.87; P<0.001 図1)。この試験はサクビトリル・バルサルタン群の圧倒的な利益のために中央値27カ月で早期中断となったが、これはすでにHFrEF患者の予後改善効果がすでに報告されているエナラプリルとの比較結果であるだけにさらに興味深い。PARADIGM-HF試験での有害事象としてはエナラプリル群に比し低血圧発症が多く、収縮期血圧90mmHg未満になった患者数も有意に多かったが、低血圧が多かったというよりも降圧作用が強力だったと言い換えることができるだろう この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます
腎の構造と機能から学ぶCKDの病態
20日目 ナトリウム利尿ペプチド
Na利尿ホルモンANP、BNPとは?
Na利尿ペプチドは血管拡張作用、Na利尿作用を持つペプチドで、まずヒト心房で合成・貯蔵され、血中に分泌されるANP(ヒト心房性ナトリウム利尿ポリペプチドhuman atrial natriuretic peptides)が、1983年にわが国の研究者によって配列が明らかにされた。すでにハンプⓇ注射用(カルペリチド: h-ANP)という商品名で急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)の治療に用いられている。 この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます
第31回の「基礎から学ぶ薬剤師塾」は2023年11月17日(金)18時半から(20時半までの予定)です。基本的に第3金曜日の18:30に録画ではなくライブとなります。登録していただいた方のみ視聴できますが、ライブのみで再放送はありません。
今回のテーマも初心者向けシリーズ第3回目で、前回の「Ⅱ型糖尿病とその治療薬」に続いて「初心者向けシリーズ③ 糖尿病性腎臓病とその治療薬」です。大学で学んだ薬物治療学ではわかりにくかった糖尿病性腎症、糖尿病性腎臓病の病態と最新の薬物療法について、できるだけ分かりやすく解説したいと思っています。
参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、送信してください。
薬剤師塾となっていますが、医師・看護師など医療従事者であれば参加可能です。300名まで参加可能ですが、登録者数はいつも200名を超えていますので、早めに登録してください。
腎の構造と機能から学ぶCKDの病態
19日目 水利尿薬としてのサムスカⓇ(トルバプタン)の作用機序と使い方
サムスカⓇは水だけを排泄させる利尿薬?
サムスカⓇ(トルバプタン)が利尿薬かどうかについては微妙だ。MRAも利尿降圧作用が弱いため、「利尿薬」の範疇に入れるのを躊躇する専門家もいるらしい。僕は古い世代の人間なので利尿薬=Na利尿薬と習った。つまり利尿薬はNa利尿薬なのだが、トルバプタンは腎臓の集合管におけるバソプレシンV2受容体に結合することによってバソプレシンのV2受容体への結合を選択的に阻害する。結局、水チャネルのアクアポリン2を働かせなくして水の再吸収を抑制するため、尿量は増加するが、 この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます