2019年12月

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「2.薬物動態・TDM」一覧画面

「3.薬効別分類表」一覧画面

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 令和元年11月15日(金)、16日(土)、17日(日)に開催された第13回日本腎臓病薬物療法学会「令和元年肥後腎薬の乱」は有料参加者数1,609名、実行委員・学生アルバイトを除く総参加者数は1,641名で目標の1,500名を超え、福岡大会の1,610名に次ぐ参加者数になりました。また演題数193件(口演48件、ポスター145件)は過去最高でした。
 この3日間の学会、平田にとっては熊大教授として最後の大会です。いろんな企画をさせていただきました。今まで通りの講演だけでなく若手を中心としたシンポジウム、1時間講演×3本+ミニコンサート+Q and Aからなる450人参加の「朝まで平田塾」、立ち見が出るほどの盛況だったフレッシュな講師による30分×15本のスキルアップセミナー、門脇先生・古久保先生の司会が絶妙で楽しめた「腎薬クイズ秋の甲子園」、トップ研究者・薬剤師と直接話ができるRound Table Discussion、「立川志の春独演会」などの新企画を加えました。私が舞台に立った時間は8時間以上で、思いっきりやらせていただきました。声が枯れないか心配でしたが、マツダスタジアムでの応援に比べれば全然楽なものでした。3日目の早朝は長谷川浩三先生を隊長とする熊本城を周回するモーニングランでは釧路、北見、帯広、札幌、岩手から鹿児島まで、遠方の方々を含め日本中から35名が参加していただき、本当に楽しかったです。
 「朝まで平田塾」のミニコンサートや「立川志の春独演会」に関しては学会で、本当にやっていいのか悩みました。でも今となっては本当にやってよかったと思っています。学会は思いっきり勉強する場ではありますが、そればかりでは残らないのです。楽しみながら勉強したほうがメリハリがでると思っています。志の春さんはまだ真打ではありませんが、師匠といわれる有名落語家よりはるかに面白いことを知りました。たまに日曜日の早朝にNHKでやっている演芸図鑑で落語を見ますが、ほとんどまくらがない。味があってうまいのですが、笑える部分がないのです。落語はやっぱり笑えるところがいい。師匠の志の輔さんも「ガッテンの人」としか知らない人が多いのですが、この方の落語は別格。大爆笑の洪水のようなものです。その3番弟子の志の春さんは志の輔さんのDNAを受け継いだ「味があって面白い」数少ない落語家さんです。ぜひ、皆さんに落語の奥深さを知ってもらいたかったのですが、薬剤師向けの爆笑のまくら、そして人情噺の「井戸の茶碗」と最高でした。
 実は独演会の前に志の春さんの楽屋で10月に熊本県立劇場で見た師匠の立川志の輔さんの「徂徠豆腐」という90分にわたる人情噺がすごくよかったですという話をしたら、「人情噺は長いですからね」とためらった感じがしたのですが、志の春さんはおそらく爆笑ネタの創作落語+短めの古典をやる予定だったらしく、この会話の後で熊本の細川家が関わる3人の正直者が出てくる人情噺「井戸の茶碗」に変更してくれたみたいです。志の春さんはイェール大学卒業で有名ですが、本当に飾らない素敵なかたでした。たぶん、近々、真打になるものと信じています。志の春さんのおかげでいつもは30人(ほとんど実行委員と学会理事)しか残らない閉会式も今回は200名近くの多くの方に楽しんでいただけました。落語が終わった後でも閉会式のトークにつきあっていただきました。志の春さんの「その場が、今までで一番大切だということを最初に伝える」という言葉は、本当に腑に落ちました。」というメールもいただきました。僕は舞い上がって何を話したかも覚えていないのですが…。
 そして、今回の学会に関しては「歴史的な大会だった。企画力が素晴らしかった。熱い思いとユーモアが入り混じった大変有意義な学術大会だった。熊本のパワー・ホスピタリティは底なしだと感じた。ディスカッションが熱かった。若い人たちのパワーを感じた。志の春さんの落語が聞けて良かった。とても有意義な3日間だった。」というような様々なうれしいご意見を頂戴いたしました。
 熊本での腎臓病薬物療法学会に来ていただき、ありがとうございました。復興さなかの熊本に来ていただきありがとうございました。熱いディスカッションをしていただきありがとうございました。熱い講演をしていただいた多くの先生方、熊本に来ていただいた多くの先生方、そしてこの学会の運営に携わっていただいた実行委員の先生方・組織委員の先生方、学生の皆様、1人1人が掛け替えのない方です。心より感謝申し上げます。では次回の徳島大会でお会いしましょう。

事前登録  会員: 883名 非会員: 414名 学生: 24名 合計1,321名
当日参加者数:有料参加者1,609名 無料参加者 32名 合計1,641名
演題数193件(口演48件、ポスター145件)
懇親会有料参加者149名
朝まで平田塾申込者445名
Round Table Discussion参加者63名 
ワークショップ:参加者32名+聴講者140名

優秀演題賞(口演)
福永雅樹(熊本大学)ノイロトロピンの抗酸化作用及び腎保護効果への寄与
中馬真幸(徳島大学病院)ドラッグリポジショニング手法を用いたバンコマイシン関連腎障害の予防薬探索とその有用性の検討
津下遥香(大分大学病院)副腎皮質ステロイド用量がeGFRcys/eGFRcreatに与える影響 ~ステロイド成分別の検討~

優秀演題賞(ポスター)
藤本一郎(崇城大学薬学部薬学科) 炭酸ランタンの長期服用による胃粘膜病変の発現状況調査
塩坂育子(松山赤十字病院薬剤部) 薬剤性AKI予防のためのシックデイルールカードを活用した患者指導

初代クイズ王
京都第一赤十字病院薬剤部 山本美智先生(30歳)と増田章秀先生(28歳)のペア

2019年11月29日(金)に開催された「熊本城ホール開館記念式典」で上映された動画に、本学会大会当日の風景や、平田のインタビューが使われています。
ご興味のある方はご覧ください。↓こちらから
https://www.kumamoto-jo-hall.jp/news/20191129.html
(後半5分13秒より流れます)

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プロフィール

平田純生
平田 純生
Hirata Sumio

趣味は嫁との旅行(都市よりも自然)、映画(泣けるドラマ)、マラソン 、サウナ、ギター
音楽鑑賞(ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジャンゴ・ラインハルト、風、かぐや姫、ナターシャセブン、沢田聖子)
プロ野球観戦(家族みんな広島カープ)。
それと腎臓と薬に夢中です(趣味だと思えば何も辛くなくなります)

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