2026年1月

2025年11月10日 X投稿
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 2015年、2020年と続く安全性情報、適正使用のお願いは、酸化マグネシウムによる高マグネシウム血症について。長期投与による血中Mg濃度の異常上昇(高マグネシウム血症)に注意を促し、呼吸抑制や意識障害、不整脈、心停止といった重篤な副作用のリスクが指摘されている。酸化マグネシウムによる高マグネシウム血症は,2012年4月から2015年6月までに29例(うち死亡4例)報告され,このうち19例(うち死亡1例)は酸化マグネシウムの服用と因果関係が否定できない症例である。 症例1:40歳代の統合失調症の女性で1,980mg/日のMgOが投与(開始日不明)されている患者が意識障害で救急搬送。血清Mg濃度18.4mg/dLのため緊急透析施行。意識状態の悪化,血圧低下,腸管虚血,敗血症に伴う代謝性アシドーシスおよび下血を認め死亡。 症例2:80歳代の統合失調症の男性で1,980mg/日のMgOの投与で意識障害、血清Mg濃度13.3mg/dLのためCa剤の投与、血液透析施行し、意識レベルの回復により退院。 不思議なのは両症例とも統合失調症で併用薬のほとんどが強力な抗コリン作用を持つものだが、これに関するコメントは一切ない。抗コリン薬が薬剤性便秘を起こしているはずだがこれについては全く触れられていないのだ。ある精神科院長の話によると抗コリン作用のある向精神薬が多用されるため腸閉塞・腸管穿孔は珍しくないそうだ。これによって便通過障害を起こしている患者(腸閉塞患者)は、摘便して腸管内圧を下げてから下剤を投与すべきなのだが、腸管内圧が高い状態で酸化マグネシウムが投与されると腸管が菲薄化して、バリア機能を失うため、吸収されにくいMgが血中に直接移行したために急激な高マグネシウム血症を起こしたのではないだろうか。透析患者の腸閉塞・腸管穿孔もカリメートやレナジェルなどの催便秘薬の併用によって起こりやすい(西原 舞, 平田純生, 他:透析会誌37: 1887-1892, 2004)。他の下剤もすべて腸管内圧を上げるが、腸閉塞・腸管穿孔を起こしている状態の腸管粘膜はバリア機能を失っているため、吸収されにくいMgが吸収されて10µg/mL以上の致死性の高マグネシウム血症を結果的に起こしてしまったのではないか。偽膜性大腸炎で経口バンコマイシンが投与されたら吸収されないはずのバンコマイシンが58µg/mLの中毒濃度になったことは報告済みだ(Hirata S, et al: Jpn J Clin Pharmacol 34:87-90, 2003)。高マグネシウム血症を起こした原因は酸化マグネシウムの投与ではあるが、その原因となる腸閉塞・結腸菲薄化を起こした真犯人は統合失調症で多用される抗コリン薬だ。PMDAは「酸化マグネシウムの使用は必要最小限にとどめること」を訴える前に「抗コリン薬の併用を必要最小限にとどめること」とすべきじゃないの?

 

 

 

 

 

2025年10月12日 X投稿
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 エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023の第11章「薬物療法」の11-8「疼痛のあるCKD患者への鎮痛薬選択」には、「1. 非ステロイド性抗炎症薬:併用薬剤に注意し、常用しないことが望ましい。選択的シクロオキシゲナーゼ2阻害薬、特にセレコキシブについて、腎への安全性に関する明確なエビデンスはない」と記載されている(図1)。「特にセレコキシブ」ってなんで?

 

 

 痛風を伴うCKD患者には極力NSAIDsを使いたくないが、アセトアミノフェンには抗炎症作用がない。それなら、せめてNSAIDsの中で胃障害が少なく、消化管出血のリスクも極めて低く(図2)、心不全イベントが最も少なく(図3)、アスピリン喘息を起こしにくいもの(それがセレコキシブだ)を選ぼうとする医師もいるはずだ。それなのに、読者が納得できるような引用文献を付けずに、「セレコキシブには特にエビデンスがない」と書かれている。

 

 

 

 CKD診療ガイドライン作成の前には毎回、腎臓学会から公開されるドラフト版を平田は必ず精読し、パブリックコメントを提出している。今回も「セレコキシブは他のNSAIDsに比べ、腎障害が少ないという論文が6報あります(図4)」とコメントしたが、今回ほどひどく無視されたのは初めてだ。というか、ドラフト版は内容が薄かったのに、印刷された正式版には新たに膨大な文章が付け加えられ、その中に「特にセレコキシブ」という文言が追加されていた。このガイドラインの完成後、学会のシンポジウムでも問題になったし、ガイドライン作成者にはその前後に何度もメールを送ったし、同じ大学病院の知人にも連絡を依頼した。しかし、何の反応もなかった(留学中だったけどメールくらい返せるはず)。「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025」では、「CQ:高齢者へのNSAIDs投与は腎機能低下のリスクを高めるか?」という問いに対し、「高齢者では使用をなるべく短期間にとどめる(要約)」となっており、中止が難しい場合には、「消化管の有害事象を予防するために、選択的COX-2阻害薬(セレコキシブなど)の使用を検討する」となっている。また、「消化性潰瘍診療ガイドライン2020」では「NSAIDsによる潰瘍発症の予防にCOX-2選択的阻害薬の使用を推奨する」と記載されている。NSAIDsで最も注意すべきなのは腎障害よりも消化管出血だ。なぜなら、消化管出血は時として致命的な結果を引き起こす可能性があるためだ。

 

 

1月8日(木)開催の、活性型ビタミンDは第4の脅威 Quadruple Whammyについて以下のような質問をいただきましたので回答させていただきます。


Q.①本日のご講演と少しずれるかもしれません。お許しください。透析患者さんが血管の石灰化で循環器疾患が増えると思いますが、心不全になった時、胸水がたまって苦しい時は、尿はでないと思いますが、どのような治療になるのでしょうか?

A.透析患者さんですから透析時に除水すればよいと思います。十分な除水ができないときには透析液を使わずに限外濾過をやる方法(ECUM)もありましたが、今は透析膜・透析監視装置がよくなっているので、透析時間を延長することなく正確に除水できると思います。薬物療法として不整脈による心臓突然死を防ぐためにβ遮断薬、左室肥大を防ぐため、RAS阻害薬またはARNIが普通に使えます。MRAは糖尿病が原疾患であればフィネレノンが使えますが、糖尿病でなければスピロノラクトンが投与できますが、血清カリウム低下薬の併用が必要になるかもしれません。


Q.CKD-MBDガイドライン2025では、透析患者の補正Ca管理目標上限が10未満から9.5未満に見直されたと伺いました。では、透析ではない重度腎機能低下(eGFR<30)でも、同様に9.5未満を意識した方がよいのでしょうか。

A.その通りだと思います。我々の経験でも10以上、あるいは一般的な検査値の上限の10.5以上で活性型ビタミンDを中止し血清Ca濃度が下がり、急性腎障害も改善しましたので、通常の高齢者でも血管内膜の石灰化は起こりますのでCaもリンも意識して低めに管理した方がよいと思います。

2025年10月11日 X投稿
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 SGLT2阻害薬は非常に多面的な効果を持っていて(図1)、強力な腎保護作用・心保護作用のどれが主要なメカニズムなのかいまだにわかっていない。これらの中には貧血改善効果、尿酸低下作用などもあるけど同じ作用を持つ治療薬ではこれほどの臓器保護作用は認められないし、利尿作用もあるけど早期だけしか認められないので、これらは主作用じゃない。糸球体過剰濾過を改善することによってアルブミン尿を減らすことによって、腎機能の悪化、心血管合併症の発症を防止するのがメインの作用じゃないかなと思っていた。だけどCANVAS試験、EMPA-REG outcome試験ともに糖尿病関連腎臓病DKD患者のヘマトクリット値の上昇、尿酸値の低下が尿中アルブミン減少よりも腎アウトカムに影響を与えた潜在的媒介変数としてははるかに強力だったという2つの報告がある(図2、図3)。CANVAS試験サブ解析の考察では多変量モデルでは貧血改善と血清尿酸値低下の組み合わせがカナグリフロジン治療効果の103.0%を媒介することも示されている。初期変化は利尿作用による血液濃縮、長期的な変化は腎臓によるEPO分泌亢進を介した造血作用による。つまりDKD患者の慢性的な低酸素状態を改善する作用によると考えられるが、これらの報告ではヘマトクリット値の初期変化は主に尿中Naおよび水分喪失による血液濃縮を反映している可能性が高いが、長期的な変化、主に腎臓によるエリスロポエチン分泌亢進を介した造血作用を表している。通常は4週間くらいかな?それにしてもベースラインのヘマトクリット値が42%未満から増加するとか、尿酸値が5.7mg/dL以上から低下することくらいで腎保護効果に影響を与えるってのはどうも信じがたい(図4)。失礼だが統計上のお遊びのように見えてしまう。

 

 

 

 

 

 「SGLT2阻害薬は利尿作用があるのに急性腎障害を増さなないどころか25%も減らしているのはなぜ?」の1つの回答はSGLTのフル稼働による腎虚血を腎性貧血改善作用によって防ぐ可能性はあって、それが投与初期の利尿作用による血液濃縮が関わっていた可能性はあるかもしれない。フロセミドの利尿は結構、強力で無理やりっぽいけど、SGLT2阻害薬による利尿は溢水を改善したら、抗利尿ホルモン分泌が増加して、過度な利尿を抑えることなどによってうまく調整されているのではないだろうか?

 SGLT2阻害薬のアルブミン尿抑制作用は確かに重要だけど、アルブミン尿抑制作用だけだったらMRAのほうが同等かそれ以上強力なのに、腎保護作用は明らかにSGLT2阻害薬のほうが強力なのは、いまだよくわかっていないその他の多面的な作用によるのだろう。だからヘマトクリットや尿酸という結果は単なる統計上の結果に過ぎなくって、まだまだほかにもあると思うんだよね。

 1月8日(木)開催の、「活性型ビタミンDは第4の脅威 Quadruple Whammy」について以下のようなアンケートの回答をいただきました。原文のまますべてのアンケート内容を紹介させていただきます。


いつも丁寧なお話をお聞かせいただき、ありがとうございます。大変勉強になります。勉強が足りないといつも感じます。


エルデカルシトール0.75μgは高齢女性によく見る処方ですが、安易に使用すべきでないことがよくわかった。VD製剤とCa製剤の併用にも意識を向けたいと思う。ありがとうございました。


外用薬の副作用の発生状況が分かったのでためになった。服薬指導にいかせそうです。


今回もとても勉強になりました。


骨粗鬆症チームに加入して、ビタミンD製剤の適正使用ができるよう努力していきたいです。


いつも勉強になるお話ありがとうございました。


ご講演ありがとうございました。。
当院整形外科がありますので、VD製剤はよく処方されます。ほぼ高齢者ですが、エルデカルシトール0.75μg/日、アルファカルシドール1.0μg/日も見かけます。今後、症状、検査値等注意して行きたいと思います。


平田先生が熊大ご就任の記念講演会で最初にお聞きしたのが、この「VD3製剤の腎に対する影響」で、整形外科門前薬局勤務だった私に衝撃を与えました。のちに透析病院門前の薬局勤務となり、定期的に処方されるVD3製剤(フルスタン!も含む)の意味を知ることに。その後、エルデカルシトールが登場し、危機感の無い整形や内科医へ、腎機能とCa値チェックをご依頼し続ける必要性を感じました。ありがとうございました


いつもすごく勉強になっていて、日々の仕事に役立っています。ありがとうございます。


腎臓のよわっている高齢のご婦人で骨も弱ってすぐこけてしまう方が ご家族にビタミンDを勧められて DRにアルファロール0.75を処方してもらってました。
骨をとるべきか 腎臓を取るべきか悩んでいたので参考になりました。


透析患者にて血管石灰化病変で血管が骨のようになっているとは知りませんでした。ニフェジピンCRとリズミックが処方されているのがようやく理解できました。VB?を処方される患者の背景や年齢、飲水を勧める、腎機能の数値、Caのサプリなど要注意事項が多く、これからの服薬指導に活かしたいと思います。本日も有難うございました。後ほど配信されるオンデマンド動画でもう一度、理解できるようにしたいです。


ありがとうございました


活性型VD製剤の知識が足りてなかったので大変勉強になりました

2025年10月01日 X投稿
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糖質入り飲料が健康に良くないことはよく知られるようになったが、特に高齢者の中には「100%果汁は健康にいい」という神話のようなものがあるようだ。果物は抗酸化作用のあるファイトケミカル、食物繊維、ビタミンやミネラルなどの有効な栄養成分も含んでいるので摂った方がいいけど、摂りすぎには要注意!というイメージを持っている方が多いんじゃないかな?確かにブドウの皮にはアントシアニンという抗酸化物質が入っているが、ブドウ糖がたくさん入っているとグルコーススパイク(血糖値の乱高下:下がりすぎるのもよくない)によって血管を損傷しやすいし、果糖は血糖値をあげないが、満腹感を得られず食べ過ぎてしまう。しかも果糖は中性脂肪に変わりやすく脂肪肝になりやすい。太りやすさでは果糖は砂糖やコメより危険と言われているのでこれもよくない。果物の中でブドウはブドウ糖と果糖の両方の含有量が特に高い。だからブドウジュースの一気飲みはグルコーススパイクの原因になって、動脈硬化を進行させるので良くない!デビット・シンクレア教授の名著「ライフスパン」でも教授が栄養士さんから「ブドウって本当に危ないの」と教えてもらった逸話が挿入されている。山梨県などのブドウ農家の方には申し訳ないが、ブドウはとってもおいしいのだけれど、ブドウ糖・果糖含量が高いので、食べ過ぎにはくれぐれも気を付けていただきたいのだ。このほかにもブドウ糖を多く含む果物にはいちじく、プルーン、柿があるそうだ。

果物を摂るにはイチゴ、モモがブドウ糖、果糖の含量が低く、ブルーベリーも食べる量が少ないのでよさそうだ。レモンやグレープフルーツはあまり甘くないから糖質が少ないのは分かりやすいよね。これらの情報は医療者でもあまり知らない人が多いみたい。

 

 

2025年9月19日 X投稿
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 尿素は腎機能低下によって上昇するが、血清クレアチニン(Cr)値と異なり、脱水や発汗過多、心不全、ショックなどによる腎血流低下時には尿細管で水とともに再吸収されて上昇することがあるため、腎機能マーカーとしては尿細管で全く再吸収されない血清Cr値に劣る。BUNは筋肉の崩壊などの蛋白異化や高たんぱく食など様々な要因によっても上昇するからだ。また肝による尿素合成低下によって低下するなど様々な要因によっても変化する。BUN/Cr値は通常、10程度であるが、20を超えると脱水を疑うことのできる腎前性腎障害の簡便なマーカーにもなる。

 脱水の時には腎臓が、水や塩を尿細管で再吸収して尿量を減らすことによって、脱水にならないようにしているが、この時尿素は尿細管から再吸収されてしまうが、Crは再吸収されないので正確な腎機能マーカーになるとともに、Crは上がらずにBUNだけが上がるからBUN/Cr値が上昇する。高齢者で利尿薬の投与、夏季の発汗量増加、など脱水でBUN/Crが20を超えることはよくあるが、僕が経験したBUN/Cr値の上昇は下記に示すものが多い。

 ①プロテインを摂取しているボディビルダー、②消化管出血(血液成分は多くのプロテインを含んでいる)、③重症感染症(多分、発熱による不感蒸泄の亢進と炎症による体蛋白の崩壊?輸液をするとBUNだけでなく血清Cr値も低下することが多い)、④ステロイド投与(たんぱく質を摂取しても糖質に変える異化亢進ホルモンだから)、⑤飢餓による体蛋白崩壊

 

 

 

 2026年2月開催の平田の薬剤師塾のお知らせです。

 第64回平田の薬剤師塾 初級編は「透析導入を防ぐための糖尿病関連腎臓病DKD治療の4本柱とクリニカルイナーシャの重要性」です。

 健常者の年間進行速度は約0.7~0.9 mL/min/年と言われている。糖尿病性腎症による透析導入を防ぐには血糖・血圧・脂質管理が重要だが、そのような概念のなかった1980年の糖尿病性腎症は1年に腎機能が10mL/min/年低下していた。そのため腎機能がよくてもアルブミン尿があれば10年で透析導入になっていたということだ。1994年以降にRAS阻害薬による大規模試験によって4~6 mL/min/年に遅らせることができるようになった。そして2015年以降のDKD治療の4本柱と言われるフィネレノン、SGLT2阻害薬、GLP-1RAによって、腎機能悪化速度は2mL/min/年未満に遅らせることができるはずだ。ただし4本柱の処方率はまだまだ低い。血圧・血糖・脂質管理、そしてこれらの薬物療法を勧めないクリニカル・イナーシャ(臨床的な怠惰)に陥ってはならない。今回はDKD治療の決め手となる4本柱のメカニズム、併用効果、そして服薬指導のポイントなどの基本について学ぼう。

◆2026年2月12(木)開催「透析導入を防ぐための糖尿病関連腎臓病DKD治療の4本柱とクリニカルイナーシャの重要性」
 
お申し込みは こちら から
【申込期限:講演会開始直前まで】
【定員:300名】
 お支払いが完了していれば、開始直前でもご視聴いただけます。また、受講者の方は講演終了後、数日後から1週間、オンデマンド配信にて繰り返しご聴講いただけます。あわせて、講演終了後に講演スライドをお送りいたします。

 

(クリックするとPDFが表示されます。)

 

 第65回平田の薬剤師塾 中級者編「糖尿病関連腎臓病DKD/CKD、心不全に対するSGLT2阻害薬~SGLT2阻害薬を徹底的に深堀りしてみよう~」です。

 尿糖排泄を増やすことによって尿糖を増やし、糖利尿/Na利尿作用があり、脱水を起こしやすいのに急性腎障害の発症を25%も抑制するSGLT2阻害薬。糸球体過剰濾過を是正することによってアルブミン尿を低下させる作用があるが、他の腎保護薬と異なり、多面的な作用も持ち作用発現が速く透析導入を40%も低下できるSGLT2阻害薬。ケトン体産生によって致命的なケトアシドーシスのリスクがあるものの、逆にケトン体産生亢進による恩恵によって心筋のエネルギー源になり、ミトコンドリア機能改善・オートファジー活性化、酸化ストレス軽減・炎症軽減、心筋・血管内皮リモデリング抑制、長寿遺伝子活性化などヒトの健康維持に貢献するSGLT2阻害薬。貧血改善作用、長寿遺伝子SIRT1の活性化、尿酸低下作用などが、これらの多面的作用に貢献するという説も出始めているSGLT2阻害薬。今回はSGLT2阻害薬について徹底的に深堀りしてみよう。

◆2026年2月19(木)開催「糖尿病関連腎臓病DKD/CKD、心不全に対するSGLT2阻害薬~SGLT2阻害薬を徹底的に深堀りしてみよう~」
 
お申し込みは こちら から
【申込期限:講演会開始直前まで】
【定員:300名】
 お支払いが完了していれば、開始直前でもご視聴いただけます。また、受講者の方は講演終了後、数日後から1週間、オンデマンド配信にて繰り返しご聴講いただけます。あわせて、講演終了後に講演スライドをお送りいたします。

 

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あけましておめでとうございます。 
旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜りまして、大変ありがとうございました。

 昨年は3月末でスギ薬局を定年退職いたしました。でもまだまだ燃え尽きていない、いやまだまだ勉強不足なので勉強したいし、若い薬剤師の皆さんに伝え足りないことがまだまだ多すぎる平田ですから、昨年は目まぐるしい1年になりました。

 2020年に熊本大学を定年退職し、日本腎臓病薬物療法学会の理事長も退任し、監事となったため、平田の名前も忘れ去られつつありましたので、1月から若い人にアピールするため、SNSのXとFacebookに薬学的内容をほぼ毎日アップロードしはじめました。3月には合同会社平田の薬剤師塾を設立しました。薬剤師塾を継続したいけれど、スタッフがいないので、師範代を募集し、5人の師範代に仲間に加わってもらい、9月から有料化したオンラインセミナーの平田の薬剤師塾を新たに開講できるようになりました。

 今年も以下の師範代とともに新たな情報を得て、それを分かりやすく、薬剤師の皆様に伝えてゆきたいと思っております。新刊書も続々と発行される予定です。

本年もどうかよろしくお願いいたします。乞うご期待!

平田の薬剤師塾師範代(50音順)
・内海沙良(白十字病院 薬剤部)
・須賀秀行(いずみ会北星病院医療技術部薬剤科)
・那須裕之(大阪暁明館病院 薬剤科)
・森住 誠(大野記念病院 薬剤部)
・吉田依里(北海道医療センター薬剤部)

「スタッフ(師範代)紹介」詳細は こちら から
「平田の薬剤師塾」今後の開催予定、過去の開催は こちら から

 

平田の薬剤師塾塾長 平田純生

 

プロフィール

平田純生
平田 純生
Hirata Sumio

趣味は嫁との旅行(都市よりも自然)、映画(泣けるドラマ)、マラソン 、サウナ、ギター
音楽鑑賞(ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジャンゴ・ラインハルト、風、かぐや姫、ナターシャセブン、沢田聖子)
プロ野球観戦(家族みんな広島カープ)。
それと腎臓と薬に夢中です(趣味だと思えば何も辛くなくなります)

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