お知らせ

 第12回 基礎から学ぶ薬剤師塾 2022年4月16日(土)13時~15時まで の申し込みを始めます。今回のテーマは「腎臓が何をやっているか ~②尿細管編 ようこそこの複雑で精密な世界へ~」です。

 腎不全患者はたんぱく制限、水分制限・食塩制限、カリウム制限、リン制限などを怠ると、それぞれ、尿毒症、溢水・浮腫、高カリウム血症・不整脈・突然死、腎性骨症・血管石灰化などの致命的な合併症が起こりますが、腎臓が正常である限り、これらの症状は全く現れません。その理由は腎臓が非常に狭い範囲内で血清電解質濃度、血清pH、体液量などの恒常性を保っているからなのです。2つ合わせて500g足らずのこの小さな臓器が、どうやってこんなにすごいことをやり遂げられるのでしょうか?それは濾過した大量の原尿を尿細管が最終的に必要なものを再吸収し、不要なものは分泌するなどして取捨選択してくれているからです。

 腎臓が異常をきたすと老廃物がたまるだけではなく、貧血が起こり、骨がもろくなり、血圧も高くなるのはなぜ?これらの深遠な謎を解き明かすには、腎臓のどの部分が何をやっているか、つまり解剖とその機能を知ることが意外と近道になります。CKDの病態が理解でき、薬物投与設計の基本が理解でき、薬剤性腎障害のメカニズムなどが「な~るほど!」と理解できるようになることでしょう

 参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、送信してください。

 薬剤師塾への参加者はどなたでも構いませんが、ぜひ学会発表を目指している方に参加していただきたいと思います。そしてその先には原著論文を書き、海外の学会で発表し、英語論文をまとめて博士号を取るんだというような大きな夢を持つ人になっていただきたいと思います。300名まで参加可能ですが、最近の登録者数は200名を超えていますので、早めに登録してください。

 

 

 第11回 基礎から学ぶ薬剤師塾 2022年3月1日(火)18時~20時まで の申し込みを始めます。今回のテーマは「腎臓が何をやっているか ~糸球体編 ようこそこの複雑で精密な世界へ ~」です。そして次回の4月5日(予定)は続編の「~尿細管編~」の予定です。

 腎不全患者はたんぱく制限、水分制限・食塩制限、カリウム制限、リン制限などを怠ると、それぞれ、尿毒症、溢水・浮腫、高カリウム血症・不整脈・突然死、腎性骨症・血管石灰化などの致命的な合併症が起こりますが、腎臓が正常である限り、これらの症状は全く現れません。その理由は腎臓が非常に狭い範囲内で血清電解質濃度、血清pH、体液量などの恒常性を保っているからなのです。2つ合わせて500-600gのこの小さな臓器が、どうやってこんなにすごいことをやり遂げられるのでしょうか?

 腎臓は血液を無選択に150L/日も濾過しているのに、尿中にはアルブミンもアミノ酸もブドウ糖も健康な腎臓は全く排泄しないのはなぜ?そして細胞外液のカチオンの主役はナトリウムなのに細胞内のカチオンの主役がカリウムなのはなぜ?腎臓が異常をきたすと老廃物がたまるだけではなく、貧血が起こり、骨がもろくなり、血圧も高くなるのはなぜ?これらの深遠な謎を解き生かすには、腎臓のどの部分が何をやっているか、つまり解剖とその機能を知ることが意外と近道になります。CKDの病態が理解でき、薬物投与設計の基本が理解でき、薬剤性腎障害のメカニズムなどが「な~るほど!」と理解できるようになることでしょう。

 参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、送信してください。

 薬剤師塾への参加者はどなたでも構いませんが、ぜひ学会発表を目指している方に参加していただきたいと思います。そしてその先には原著論文を書き、海外の学会で発表し、英語論文をまとめて博士号を取るんだというような大きな夢を持つ人になっていただきたいと思います。300名まで参加可能ですが、最近の登録者数は200名を超えていますので、早めに登録してください。

 

 

 第10回 基礎から学ぶ薬剤師塾 2022年2月1日(火)18時~20時まで の申し込みを始めます。今回のテーマは前回の続編で「透析患者の薬~応用編 合併症と薬物療法~」です。

 透析患者は高リン血症、二次性副甲状腺機能亢進症、腎性貧血、高カリウム血症、アシドーシス、尿毒症と腸内細菌叢の変化・腸腎連関、高血圧、低血圧、腸管穿孔と便秘といった多彩な合併症の問題を抱えています。今回は透析患者の病態とそれに対して用いられる薬物療法の基本について解説します。

 参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、送信してください。

 薬剤師塾への参加者はどなたでも構いませんが、ぜひ学会発表を目指している方に参加していただきたいと思います。そしてその先には原著論文を書き、海外の学会で発表し、英語論文をまとめて博士号を取るんだというような大きな夢を持つ人になっていただきたいと思います。300名まで参加可能ですが、最近の登録者数は200名を超えていますので、早めに登録してください。

 

 

新年のご挨拶

~薬剤師塾が変わります、いや、変えます。
            双方向性の薬剤師塾を目指します~

あけましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜りまして、大変ありがとうございました。

 2020年3月に神戸に引っ越ししてから、コロナ禍が続き、国内も海外にもどこにも行けず、学会の多くが中止、講演会もほとんど中止になりました。4月から芦屋市のI&H株式会社本社で保険薬局薬剤師や病院薬剤師の垣根のない無料の薬剤師塾を開催しようと思っておりましたが、コロナ禍のため中止になり、多くの学会も中止または延期になりました。

 2021年の4月からWeb開催ではありますが、念願の「基礎から学ぶ薬剤師塾」が再開できました。でも昨年の薬剤師塾の反省点は振り返ってみるといろいろとありました。画面を通して私からは皆さんの顔が見えない、連載や掲載内容・講演内容がよかったのか悪かったのかわからない、皆さんが理解できたのかどうかもわからない、満足度もわからないのに「薬剤師塾」と言えるだろうか・・・・・・・というものです。

 今年からはWeb上で①皆さんのご意見・ご感想・ご要望を聞くことのできる場、②講演内容や記載内容に関する質問内容に答えられる場、③症例に対する対処方法の質問に答えられる場なども設けたいと思っております。

 また講演依頼に関しましては平田のメールアドレスhirata@kumamoto-u.ac.jpまでお気軽にご連絡ください。

 今年は何とか芦屋のI&H本社で、皆さんとライブで無料の薬剤師塾を楽しむことが出来ればと思っているのですが、いつになることかわかりません。そこで、Webによる「基礎から学ぶ剤師塾」も以下の問題を解決できればと思っています。

1. 皆さんから顔も声も出していただける質問を優先し、氏名の明確なチャットの質問を優先的に受け付ける方がライブ感はあるのではないかと思っています。

2. 「塾」らしく、双方向性のコミュニケーションを重視したいと思いますので、聴講者の皆様から講演に対する評価、ご意見、ご感想、ご要望、ご質問があれば講演後のアンケートでお聞きしたい。

 

 今年、平田は68歳になります。いわゆる健康寿命は男性で72.7歳と言われていますから、健康でいられるのはあと5年くらい・・・・。ではありません!平田はほぼ毎日ジムに行きサウナに入り、土日以外はI&H本社に出勤し、今年の2月には大阪マラソンを走る予定です。完走すれば7年連続のフルマラソン完走です。昨年末の12月25日にもアップダウンの激しい「第8回 壮大!広大!極限RUN!神戸農業公園走り納め」で20kmを走り、意外と元気なのでそのあと近所のジムのプールで1kmを泳ぎました。本当に元気いっぱいなのです。ということで、今年も平田は精いっぱい頑張りますので、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。 

 

 第9回 基礎から学ぶ薬剤師塾 2022年1月4日(火)18時~20時まで の申し込みを始めます。テーマは「透析患者の薬~基礎編 病態と薬物療法~」です。

 透析患者は高リン血症、二次性副甲状腺機能亢進症、腎性貧血、高カリウム血症、アシドーシス、尿毒症と腸内細菌叢の変化・腸腎連関、高血圧、低血圧、腸管穿孔と便秘といった様々な合併症とともに、栄養状態の不良、易感染性、高齢化など様々な問題を抱えています。薬物療法も複雑で多彩ですが、慢性腎不全の病態を知るためにはわかりやすい疾患です。今回は透析患者の病態とそれに対して用いられる薬物療法の基本について解説します。

 参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、送信してください。
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 薬剤師塾への参加者はどなたでも構いませんが、ぜひ学会発表を目指している方に参加していただきたいと思います。そしてその先には原著論文を書き、海外の学会で発表し、英語論文をまとめて博士号を取るんだというような大きな夢を持つ人になっていただきたいと思います。300名まで参加可能ですが、最近の登録者数は200名を超えていますので、早めに登録してください。

 

 


 第8回 基礎から学ぶ薬剤師塾 12月7日(火)18時~20時まで の申し込みを始めます。テーマは新ネタで「初めての学会発表から、博士号取得までの道」です。

 学会発表、一度もやったことないけど経験してみたい、論文を書いたことないけど書いてみたい、海外留学だって公費で行かせてもらえるなら行ってみたい、博士号がとれるものなら取ってみたい。

 薬学部の乱立によってコモディティ化した薬剤師が低賃金で使い捨てになる時代はもうすぐやって来ます。何もしなければ、そのまま。何も変わりません。だけど一歩踏み出すことによって人間は誰でも変われるチャンスを持っています。今一度薬剤師をやり直してみませんか?レベルの高い薬剤師を目指してみませんか?

 平田はずっとこのテーマで話してみたいと思っておりました。まずは学会発表からです。
 参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、送信してください。

 薬剤師塾への参加者はどなたでも構いませんが、ぜひ学会発表を目指している方に参加していただきたいと思います。そしてその先には原著論文を書き、海外の学会で発表し、英語論文をまとめて博士号を取るんだというような大きな夢を持つ人になっていただきたいと思います。300名まで参加可能ですが、最近の登録者数は200名を超えていますので、早めに登録してください。


 第7回 基礎から学ぶ薬剤師塾 11月2日(火)18時~20時まで の申し込みを始めます。テーマは「SGLT2阻害薬の腎保護作用と急性腎障害AKI防止作用」です。

 もともとは糖尿病治療薬だったSGLT2阻害薬のダパグリフロジンが非糖尿病患者の心不全にも慢性腎臓病にも使われるようになりました。RAS阻害薬や利尿薬と併用されがちなこの薬剤は脱水をきたすものの、興味深いことにこれらの腎前性腎障害をきたしやすい薬剤と併用しても急性腎障害を起こしにくいことが明らかになりました。

 今回は糖尿病だけではなく腎機能低下患者や心不全患者にも用いられ、圧倒的な効果を示すことで注目されているSGLT2阻害薬の謎と実態に迫ってみたいと思います。
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 薬剤師塾への参加者はどなたでも構いませんが、ぜひ学会発表を目指している方に参加していただきたいと思います。そしてその先には原著論文を書き、海外の学会で発表し、英語論文をまとめて博士号を取るんだというような大きな夢を持つ人になっていただきたいと思います。300名まで参加可能ですが、最近の登録者数は200名を超えていますので、早めに登録してください。

 


略歴が古くなってきましたので、2021年10月現在の新しいものに変更します。
◆「略歴」コチラから

それとともに堅苦しくない「ゆるめの略歴」を作成しました。自己紹介のようなものです。
お時間があればご覧ください。
◆ゆるめの略歴「平田のこれまで」コチラから


 第6回 基礎から学ぶ薬剤師塾 10月5日(火)18時から20時(予定)の申し込みを始めます。
 第6回のテーマは「NSAIDsの腎障害 ~アセトアミノフェンに腎障害はある?~」です。現在ブログ「平田の薬剤師塾」で連載中のテーマについてですね。
 RAS阻害薬+利尿薬+NSAIDsのTriple Whammy処方はとても危険ですが、RAS阻害薬と利尿薬はそれなりの有用性があります。しかしNSAIDsに関しては痛みを抑える以外で何ら得をすることのない薬だと平田は考えています。では腎障害だけじゃなくってどんな副作用が怖いの?どうやって痛みを抑えるの?外用薬は安全?NSAIDsの中で一番、胃障害や腎障害の少ないものは何?代替薬のアセトアミノフェンは本当に効くの?アセトアミノフェンは危なくないの?について考えてみたいと思います。
 参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、送信してください。
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 薬剤師塾への参加者はどなたでも構いませんが、ぜひ学会発表を目指している方に参加していただきたいと思います。そしてその先には原著論文を書き、海外の学会で発表し、英語論文をまとめて博士号を取るんだというような大きな夢を持つ人になっていただきたいと思います。300名まで参加可能ですが、最近の登録者数は200名を超えていますので、早めに登録してください。

 


プロフィール

平田純生
平田 純生
Hirata Sumio

趣味は嫁との旅行(都市よりも自然)、映画(泣けるドラマ)、マラソン 、サウナ、ギター
音楽鑑賞(ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジャンゴ・ラインハルト、風、かぐや姫、ナターシャセブン、沢田聖子)
プロ野球観戦(家族みんな広島カープ)。
それと腎臓と薬に夢中です(趣味だと思えば何も辛くなくなります)

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