薬剤師塾Q&A

3月14日(金)開催の第45回 基礎から学ぶ薬剤師塾「腎機能悪化を防ぐtriple therapy~SGLT2阻害薬、RASi or ARNI, MRAの適正使用について考える~」について以下のようなアンケートの回答をいただきました。
アンケート結果は以下の通りです。原文のまますべてのアンケート内容を紹介させていただきます(個人名は削除しました)。



2025.3.14 第45回基礎から学ぶ薬剤師塾 参加後アンケート

 

1.いつもためになる話をしていただきまして本当にありがとうございました


2.今まで無料でやっていただいてありがたいです。また引き続きよろしくお願いいたします。


3.エビデンスベースでわかりやすかったです。平田先生、是非続けてください。ありがとうございました。


4.最近こちらの薬剤師塾を知り、参加させていただきました。勉強を始めたばかりですが、食いついていけるように今後もがんばっていけたらと思います。


5.基礎から臨床までとても勉強になりました。


6.他では聞けない貴重な勉強会をありがとうございました。復習しがいがあります。これからも薬剤師塾、ぜひ続けていただきたいです。


7.今回初めて参加させて頂きました。大変勉強になりました。ありがとうございました。有料でも良いので、今後も是非参加させていただきたいと思います。


8.何時も勉強に、なります。これからも参加したいです。なるべくお安くしていただけると、うれしいです。


9.勉強会もだが、勉強会後の質疑応答の数が多く、大変勉強になる。


10.貴重なご講演ありがとうございました。大変勉強になりました。


11.これまでありがとうございました。最終回は、仕事の関係で、途中からの参加となってしまいましたが、最後に少しでも聴講できてよかったです。昨年末から参加させていただいておりました。もっと早く知りたかったです。
薬剤師の研鑽のために、とても貴重な場だと数回参加して実感いたしました。
質問は、講義を聞いてメモをとっていると、すぐにできないことが多く、後からでも質問できる機会があれば良いなと思うことはありました。


12.知識の整理が出来て良かったオンデマンドで試聴出来るようになるとありがたいですね


13.いつも勉強になります
有料ならできれば千円まで希望で、動画がなるべく長くみれるようにしてほしいです。1週間では短く感じます。また、レジュメがあると助かります。


14.心不全患者へのMRA投与についてずっと疑問があり、それが直接質問に答えていただけたこと、大変感激しました。
スライドもわかりやすく大変勉強になりました。今後も塾への参加希望します。教え続けていただけますと幸いです。


15.もっと、顔出しでできればと思っています
京都GIMカンファレンス(今は医師だけになりましたが)のように、どんどん顔出しでいいと思います
新年度からの案内は、メールなもで来るのでしょうか?
送るの忘れてました
透析中の心不全患者にMRA、スピロノラクトン、フィネレノンを追加した方が良い症例とは、どのような場合でしょうか?


16.SGLT2iの有用性を改めて学ぶことができました。有効性が非常に高いために、中止すべき患者像が難しかったため非常に参考になりました。どうしてもリアルタイムのみでは参加が難しい部分があるため、有料コンテンツであればオンデマンド配信となるとありがたいです。今後も腎臓と薬剤についての情報を勉強させていただけると幸いです。


17.すごく分かりやすい内容でした、今後もどんな形式であれ継続してほしいです。
有料の1000円でも構いませんので聴講したいです。単位シールはあってもなくても個人的にはどちらでも大丈夫です、平田先生の分かりやすいお話が聞ければ幸いです。この平田塾のおかげで受講内容の分野ではより理解が深まりました。資料も提供してほしいです。
今後は腎臓に限らず、薬物動態など多岐にわたって教えてくださると大変幸せになります。論文投稿のやり方なども教えていただけると有難いです。先生のご講義を聞いて、さらに薬剤師力を高めていきたいです。
新しい平田塾の方針と開催内容が決定したら、普段からの受講生(もしくは最終講義に参加されていた方)などに対してメールなどでも構いませんので開催されることを報告していただけると非常に有難いです。勝手な我儘で申し訳ありませんがご検討していただけると幸いです。
今後とも受講生として参加していきたいので、前向きなご検討をお願いいたします。


18.なかなかついていけないところもあったので日本腎臓病薬物療法学会のCKD関連情報も参考にしながら勉強していきたいと思います。
薬剤師が処方提案したことで、例えば透析導入を回避したなど実際の症例報告などがあれば参考にしていきたいと思います。
薬剤師塾が新たにスタートすることが決まりましたら案内を頂けたら幸いです。


19.何度か聴講させて頂いた内容なのに、まだ身についていないような気がしています。次回も参加させて頂きたいです。


20.いつもよりトーンが低めだったのが気になりましたがいつもどおりのわかりやすいご説明で現場の質問にも答えて頂きすごくためになりました
なかなか参加するタイミングが難しく、参加できたのが一旦終了とのことでまだまだ現場での疑問を聞いてみたいと思いました。ありがとうございました。


21.ご講演ありがとうございました。とても勉強になりました。これからも沢山吸収させて頂きたいので、ぜひ継続よろしくお願い致します。


22.非常に勉強になりました。いつも大変勉強になる講義で日々の業務に活かせることが多く、薬剤師としての仕事へのモチベーションも上がる一方です。周りの人にも伝えたい内容ばかりで平田先生の勉強会は宣伝しております。
ただ、気になる点として質問を明らかに間違って解釈されている時がございます。(聞き間違いをされているだけかもしれませんが)
本日の例だとエンレストは「トリプルワーミー」に入りますか?→「トリプルセラピー」と思って答えられている。
フォシーガ5mgの腎保護について→ジャディアンスのことだと思って答えられている。
最終的に答えになっている時もありますが、モヤモヤします。
周りからは明らかに分かることだとも思いますので、司会者・座長の方には上手く軌道修正していただきたいと思います。


23.基礎から最新の知見まで、分かりやすくご説明いただき、大変勉強になりました。
今後も平田先生のご講演や勉強会に参加させていただきたいです。
平田先生のように最新の知見を取り入れる際の方法について知りたいです。製薬会社からの情報のみか、常に海外サイトへ情報を取りに行かれているのかなど。


24.本日も大変興味深かったです!いざ服薬指導になると上手く言葉に出来なかったり抜けてしまったりの繰り返しで自分の至らなさを痛感する日々です。指導箋を早速活用したいと思いました。ありがとうございます!
平田先生これからも是非よろしくお願いします!先生の薬剤師塾の日が毎月1番の楽しみです


25.貴重なご講義ありがとうございました。病院で尿検査をしてもらいたいと思う事が多々あります。うちの薬局でも腎臓内科に紹介して欲しい方が何人もおられますが、主治医に何度直談判しても透析直前になるまでなかなか紹介してもらえず悩んでいます。もっと勉強して納得してもらるように頑張りたいと思います。
平田塾の再開を待っています。今後ともよろしくお願いいたします。


26.以前から先生のご講演を拝聴していますが、ケトン体食のスライドは初めて見た気がします。面白いグラフでした。


27.CKD治療に対して、薬の使い方は現在はSGLT2阻害剤の使用ですがトリプルセラピーと組み合わせに変化していくこと、私たち薬剤師も医師と治療の選択をしていくこと、今回の講演で今後自分の今後どうしていくかを理解出来ました。


28.わかりやすい説明ありがとうございました。
腎機能について 心不全 糖尿病など細かく分かりやすく講義をしていただきありがとうございました。
まだまだ未消化の部分ほうが多く、講義を聞くことだけで精一杯で他の方のように質問などできる状態ではありませんでした。これからも余裕があれば参加させていただきたいと思っております。ありがとうございました。
最後の無料の講義ということで色々勉強になりました。ありがとうございました。


29.今までたくさんの講義をありがとうございました。何度も拝聴した内容を理解を深めることができたように思います。
繰り返しの学習が大切と思いました。
今後も薬剤師塾を続けていただきたいです。再放送があれば都合もつけやすいので欠かさず受講できると思います。


30.CKDの薬物療法の基本から最新のデータに関するお話まで多岐にわたって分かりやすく説明いただき、日常業務に活かせる話題ばかりで大変有意義な講演でした。ありがとうございました。
もちろん、これからもこのように平田先生のご講演を聞かせていただける機会を作っていただきたいと考えます。
今回の講演の冒頭でもお話がありましたように、やはりリアルタイム視聴のみでなく、オンデマンド形式で視聴できるとありがたいです。可能であれば、過去の講演も視聴できますとさらに嬉しいです。


31.基礎的な知識がとても分かりやすかったです。病態の知識と臨床データを繋げて理解したいと思いました。ケトン体食のお話も歴史的背景から興味深く拝聴しました。
いつもモチベーションの上がるご講演をありがとうございます! 参加費は問題ありませんので、今後もご指導よろしくお願いいたします。


32.今まで多くのことを学ばせていただき、本当にありがとうございました。
自分の置かれた環境・職場で、学んだことを一つでも実践に結び付けるよう、努力致します。
会の運営についてですが、私自身は今後有料になったとしても、是非参加させていただきたいと考えています。
僭越ながら率直に申し上げますと、有料になると参加者はかなり減ってしまうのではないかとの懸念があります。私は、他の領域(がん・緩和)で、高名な先生方が実施されているWEBセミナーに参加することがあるのですが、学会のシンポジウムでは満席・立ち見になるような先生のお話が聞けて、直接質問が出来るようなセミナーであるにも関わらず、参加している人数は10~20名というようなことがあります。(自分としては、あまりにも勿体ないと感じてしまいます。)
ポジティブな面として、有料になることで、それでも平田先生のお話を聞き、学びたいという人が集まることによって、平田先生の塾がより活発なディスカッションが生まれる場となることも期待しています。


33.マクラデンサ関連が苦手だったが、克服できたように思います。ありがとうございました。
有料になっても参加させていただきます。
仰っていたように、開始時間が遅くなり、アーカイブもあり、資料配布もあると、混雑した日でも後で視聴し、復習できるので嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


34.ケトン体のお話がとても勉強になりました有料でも、毎回参加したいです!
ドリブルワーミーは、急性腎障害が起きなかったとしても、放置すると年々腎機能が悪化していくと考えていいのでしようか?


35.本日も沢山学ばせて頂き、モチベーションも高まりました。いつもありがとうございます。
透析導入を防ぐ活動をしたいと改めて感じました。これまで尿タンパク測定を勧奨しようと考えたことがありませんでしたが、現在の測定状況を把握した上で、薬剤師として広く介入していく方法を考えたいと思います。
テキスト事前配布、後日配信ありでしたら2000円でも参加したいです。ぜひ継続していただきたいので、継続の負担にならないような費用設定(ブログ維持費もまかなえる等)にしていただければと思います。


36.これまでの勉強会の内容と重複するところも多かったと思いますが、よい復習にもなりました。
平田先生のお近くに住んでいたら、ブログの作成や動画の制作をボランティアでお手伝いすることもできましたが。私自身長期離職中でなかなか叶いませんが。過去にyou tubeの作成の経験があり、ブログも約1年間作っているので、簡単なものならお手伝いできたかもしれません。無料のはてなブログは、初心者でもそれほど困らずにブログ運営はできます。

 2月28日の第44回の「基礎から学ぶ薬剤師塾」の「透析患者の便秘はたかが便秘ではない~死亡者300人/年は過小評価されている~」でお受けしたアンケートに記載されていた質問です。


質問
 抗血栓薬と一緒にPPIを投与し続けることが多いですが、胃のpHが上がり、腸内環境にも影響することで、下痢などの消化器症状はないのですが、味覚異常を訴える患者に、プロバイオテックスは有効なカギになるでしょうか。亜鉛を投与したり、今回はPPIをH2ブロッカーに変えて、様子を見ているところです。何か他の提案があればご教授いただければ、幸いです。

回答
 今回の講演は「透析患者の便秘」でしたので、透析患者について答えさせていただきます。透析患者の胃は脆弱でPPIは致命的な消化管出血を防いでくれる強力な薬です。そのため多くの透析患者にPPIが投与されていますが、胃内pHを上げる作用が強力なため、胃酸による外界生物の殺菌をできないため、腸内環境に悪影響をする可能性はおそらくあると思います。でもそれはPPIが悪いのではなく、胃内pHを上げることによるデメリットがあるということです。だからPPIだけでなくボノプラザンでもH2ブロッカーでも同様に胃内pHを上げるデメリットがあると思いますそれ以前に、PPI投与によって胃の諸症状を改善し、消化管出血リスクを防いでくれる大きなメリットもあるということも忘れないでほしいです。

 Proton pump inhibitors ×Taste disordersでPubMed検索しましたが、具体的にPPI投与によって「味覚異常」が起こるということは明確にされていません。「味覚異常」に対してプロバイオテックスが有効かどうかについても分かっていません。 プロバイオテックスは万能な薬でもなく、強力な薬効を持つわけではありません。ただし我々の腸内環境の悪化を防いでくれる共生微生物だと理解していただければと思います。野菜をたくさん摂ると腸内の善玉菌が増えて生活習慣病になりにくいから、10年~20年摂り続けた人は野菜不足の人に比べて長生きするかもしれません。でも食物繊維の多い野菜って、消化されにくいから腸内細菌のエサになるのですよね。例えば下痢気味の時に「身体のためにいいから」と思って野菜をたくさん摂ると、消化されにくいので、下痢はひどくなります同様にプロバイオテックスを摂れば身体にいいと思って、免疫能の極端に低下した90歳の高齢者に投与すると身体にいいはずのプロバイオティクスによって致命的な感染症を起こす例だってあります。

 この症例に対しては、私なら、やはり透析患者で欠乏しやすい血清亜鉛濃度を測定し、正常下限程度まで下がっていたらポラプレジンクの投与を医師に勧めるかもしれません。ほかに味覚異常をきたす併用薬がないかもチェックし、消化器専門医を受診することを勧めるとよいかもしれません。

2月28日(金)開催の第44回 基礎から学ぶ薬剤師塾「透析患者の便秘はたかが便秘ではない~死亡者300人/年は過小評価されている~」について以下のようなアンケートの回答をいただきました。
アンケート結果は以下の通りです。原文のまますべてのアンケート内容を紹介させていただきます(個人名は削除しました)。



2025.2.28 第44回基礎から学ぶ薬剤師塾 参加後アンケート


1.初めて参加させていただきました。開始時間に間に合わず途中からの参加でしたがいろんな症例や 薬剤の使用例比較例などボリュームのある内容で大変勉強になりました。ありがとうございます。


2.酪酸菌がさまざまな働きを持っていることに驚きを得た。シスプラチンなどの腎毒性も緩和することも知ることができて大変ためになりました。


3.勉強になりました。これからもよろしくお願いします。


4.整腸剤について良く理解できました


5.丁寧なお話で、分かりやすく新しい情報も復習も兼ねて聞けました。先生の新しいセミナー、楽しみにしています。


6.今回もわかりやすかったです。最後の来月もまたよろしくお願いします。
4月以降の有料化などに関する意見です。
値段は1回1000円くらいで良いのではないかと思います。時間につきましては、金曜日の19時や19時30分を希望します。業務の兼ね合いもありますので、なるべく遅い時間だと幸いです。ご検討よろしくお願い致します。


7.知らない事がたくさんおり、とても勉強になりました。ありがとうございました。
仕事の関係上、19時以降の勉強会だと助かります。


8.ガイドラインにも記載のない貴重なお話が拝聴でき大変勉強になりありがとうございました。
他疾患の腸内細菌叢についても伺いたいです


9.透析を行うことで失われる栄養素が多いことを知り驚きました。また、透析患者において穿孔が起こるメカニズムを改めて整理することができました。ありがとうございました。
時間は18時半からで問題ありません。


10.透析患者の便秘について良く学べました。これからも続けていただけたら嬉しいです。
開催日時の希望はありませんが、一週間ほど繰り返し見れたらありがたいです。
また、金額に関しては特段希望はなく、先生のご熱意が続く限り拝見したいと思います


11.便秘についての見識が深まりました。濃厚な内容でした。
ライブのみであれば、土曜の夜などが参加しやすいです。
参加料は1回2時間であれば、500円、もしくはオンデマンドと資料ありで1000円くらいが参加しやすいでしょうか。ぜひ継続していただきたいです。


12.2000円までなら出せますので、ぜひ続けて頂きたいです。


13.わかりやすい説明ありがとうございました。
開始時間は19時から20時くらいを希望します。


14.1年目調剤薬局勤務の薬剤師です。透析クリニックが目の前にあり、今回の講演に興味があり参加させていただきました。
酸化マグネシウムによる高mg血症のお話など知らないことばかりで大変勉強になりました。貴重なお話ありがとうございました。


15.次こそは、質問してみようと思います!
地域の薬剤師会のzoom の勉強会は1000円です。1000~2000円でも参加します。


16.便秘について、カリウム吸着剤について改めて考えさせられました。


17.本日はご講演ありがとうございました。
便秘を改善すること、良い腸内細菌を摂取することで様々な疾患を予防できることが理論的に学ぶことができました。
腎臓病について最近力を入れて勉強し始めたので、もっと沢山の講演や文献などを通して学び現場で活かしたいと思っています。
講演でもお話があった通り、18:30だと間に合わないこともありディレイ配信があると助かります。今後もよろしくお願い致します。


18.とても勉強になりましたが、テキスト等があれば、あとで見直せるので、助かります。こちらの電波状況のせいだってと思いますが、途中で声が、途切れたりして少しわかりずらく、残念でした。
1週間ほどでも、オンデマンド配信があると、途中電波状況が悪い時、急な残業等でも後で見れるので、助かります。金額ですが、オンデマンド配信をされるのであれば、単回ごとの徴収ではなく、ある程度まとまった、回数や、期間(例えば6回分とか、半年分とか)振込手数料のことを含めて助かります。


19.下剤や整腸剤の違いについてよく分かりました。ありがとうございました。
有料でも是非続けて頂きたいです。私はまだ2度目の受講なので過去の講義が聴けるとありがたいです。


20.刺激性下剤の頻用は良くないとは知っていましたが、頻用されやすい原因なども知れて良かったです。ただ頻回使用しないでくださいよりも、細かく患者さんへの説明に生かせると感じました。
論文の抄読会をやっていただくことはできないでしょうか。興味があり薬剤部でやってみたいのですが、やったことのある知り合いがおらず進め方がわからないので参考にしたいです


21.透析患者さんの透析中の体内の血液循環を考えたことがなく、ハッとしました。下剤といっても、化学物質としての下剤と体内のイオンの動きを意識すること重要であることを再度認識いたしました。今回も非常に勉強になりました。
何度か受講するうちに、以前の講義で出てきた内容がオーバーラップすることで、復習になり、とても良い勉強になっていることを実感いたします。
今後有料になるということですが、病院薬剤師会等での公開講座webで大体1300円(会員)、2300円(非会員)です。
内容の問題かもしれませんが、あまり集まりません・・・参考になれば幸いです。
平田先生の講座で何度も見れる、資料をいただける、透析の講座なら講義時間の長さにもよりますが、10,000でも私はお願いしたいです。質問も、数日後までできるとさらに良いです。
ありがとうございます。先生の知識を分けていただけるだけでなく、知識欲を掻き立てられ、自分でもさらに勉強をしたいと思える口座だと思います。


22.酪酸菌などの整腸剤の効果について詳しく聞くことができてとても勉強になりました。市販されているミヤリサンやビオスリーを飲みたいと思いました。お腹の調子が問題なくても、飲んでおくと良さそうだと思いました。
特に抗生物質を飲むときは、下痢の予防などではなく、将来的に腸を守るために、酪酸菌が大切だと思いました。
19:00過ぎまでは業務があり、落ち着いて聞けるのは早くても19:30になります。できればそれ以降の開始を希望します。これからも参加したいと思っています。年間パスがお得に購入できたら嬉しいです。


23.本日も得られるものが多く、とても勉強になりました。2歳前への抗菌薬処方が当院であるのか、もしあるならば、喘息やアレルギーのリスクになることをAST担当とも共有したいと思いました。
・金曜19時~20時開始が参加しやすいです。事前資料配布や動画配信、単位取得できるのであれば1000円でも参加します。
・講義終了時に、次回講義の申込ができるようにどうかお願いします。また、申し込み直後に自動メール受信できると申し込みエラーに気づけて助かります。(講義直前までエラーに気づかず、受講できなかったことがあります)


24.透析患者の便秘に関して興味があったので今回の薬剤師塾を楽しみにしていました。分かりやすい説明で大変分かりやすかったです。ありがとうございました。
4月からの研修会に関してですが、18時半からの早い時間に参加できない方もおられるため、今より時間を遅らせるのは全く問題ありません。幼い子を育てておりますので20時からのスタートで終わりの時間を考えると、できれば19時半からのスタートだと助かります。私事で勝手を申しまして大変失礼いたしました。もし難しいようでしたら再放送でも構いません。曜日はいつでも大丈夫です。


25.便秘の透析患者に対して、透析による腸内の虚血が起きること、硬結便がたまって腸管裂孔を起こし、また、便のほかにイオン交換樹脂が、腸内で塊になって腸閉塞を起こしている実際を見て、毎日便が出るように指導する必要性を感じました。
刺激性下剤は頓用で使用するが推奨。
酸化マグネシウムは使用されますが、ラクツロースはあまり使用されません。刺激性便秘薬を週に3回(または連日)使用する処方が多いです。ルビプロスト、リナクロチドを連日(1日おき)使用する方法が推奨されているわけですが、刺激性便秘薬を増量する傾向が多いです。腸内環境の改善についても、積極的にかかわるようにしたいと思います。
抗血栓薬と一緒にPPIを投与し続けることが多いですが、胃のPHが上がり、腸内環境にも影響することで、下痢などの消化器症状はないのですが、味覚異常を訴える患者に、プロバイオテックスは有効なカギになるでしょうか。亜鉛を投与したり、今回はPPIをH2ブロッカーに変えて、様子を見ているところです。何か他の提案があればご教授いただければ、幸いです。


以上です。ご回答、ありがとうございました。
今後の薬剤師塾の運営の参考にさせていただきます。1人だけ質問が来ていますが後ほど、回答させていただきます。

 このウエブセミナーでは「まとめの部分」を時間が足らずに、というか、いつもの平田の冗長な話し方のため、うまくまとめられませんでした。言い足らなかった部分を以下にまとめさせていただきます。


学び直し 薬物動態学のまとめ

1.PK/PDにも限界はある~①PPIについて~

 PK(pharmacokinetics)/PD(pharmacodynamics)理論、つまり薬物の血中濃度推移と臨床効果の関係がほぼ確立し、有効かつ安全な投与設計が確立しているのは抗菌薬・抗真菌薬くらいです。抗菌薬・抗真菌薬のPK/PDに関しては米国ウィスコンシン州のMiddleton Memorial Veterans HospitalのWilliam A. Craig博士による感染症マウスを使った実験によって体系化されました。Craig先生は2016年の日本TDM学会で来日し、ご講演される予定でしたが、直前になって脳卒中のため、来日できなくなったため、その当時、TDM学会の理事であった平田は大いに落胆したことを覚えております。 この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます

 9月に収録された第36回薬剤師アカデミーウェブセミナー「どんな薬かをイメージしてみよう! 学び直し 薬物動態学」では講演後のアンケートでたくさんのあたたかいご意見をいただきました。この中で個人が特定できそうな内容や、少し強めのご意見は除いて、お見せすることが主催者の株式会社EPファーマライン様のご厚意で可能になりましたので開示させていただきます。また第36回薬剤師アカデミーを見逃した方、公開期間は2024年10月8日までですが、見ることが可能になりました。

【薬剤師アカデミー特設サイト】

 今後は「平田の薬剤師塾」後のアンケート内容も個人の特定されないようなものを除き、ためになるご意見やご批判も載せていき、今後の運営の参考にさせていただこうかなと前向きに考えています。

平田純生


アンケート

1.平田先生の著書はいつも参考にしています。平田先生の講義が聞けてさっそく役に立ちそうです。

2.とても分かり易くかつ面白く、90分があっという間でした。先生のホームページでも、ぜひ勉強させていただきます。

3.平田先生の講義は大変ためになり興味あるので勉強になりました。平田塾のサイトも確認してみたいと思います。

4.薬物動態が少し好きになりました。

5.苦手な薬物動態に関して大変分かりやすく講義いただいてとても嬉しかったです。実際の現場での薬の使い方をもっと具体的に聞きたかったので、続編の講義をぜひお願いします

6.普段薬物動態まで考えて仕事をしていなかったので、目から鱗な話が多くて聞いて良かった

7.薬物動態学は学生時代ぶりで忘れていましたが今回の講義を聞いてとてもためになりました。

8.学生の頃から苦手だった分野なので有り難かったです。これをきっかけに先生のブログで勉強したいと思います。

9.日常の業務中にももっと1つの薬剤、1枚の処方箋について深く掘り下げたいと再認識しました。

10.日頃の疑問がある程度解決されましたが、まだまだ、学習が足りないため、もっと努力が必要。学習の方向性を定めるための有意義な講義だった。

11.グラフや数値を表示させて口頭説明するだけでなく、それらによりどう解釈できるのか、結論まで文章で表示していただけたので、大変わかりやすかったです。振り返りやすいです。

12.ずっと平田先生の講義を楽しみにしておりました。薬物動態が苦手という意識が和らぎました。大変勉強になりました、ありがとうございました。

13.薬物動態について大学時代の勉学の意義を改めて感じられる素晴らしいご講演でした。

14.それぞれの剤形の薬物動態について詳しく学び直すことができ、とても勉強になりました。また他の方がされていた質問も鋭い視点のものが多く、勉強になりました。

15.わかりやすかったです。というのも、例題を、交えたり、色々なことに例えて下さいましたので、楽しかったです。平田先生のブログを見させて頂き、更に勉強したい気持ちが湧きました。ありがとうございます。

16.やはり講義が素晴らしいです。教えたい、という先生の熱意が伝わってきます。また、知りたいことについて話してくれる、とてもスッキリするご講演です。

17.薬物動態は一つ一つ理解するとより薬剤師として成長できると感じた。

18.大学での勉強以来、業務に活かしづらいため失念していた部分がありましたが、改めて学び直すことができ、大変面白かったです。

19.薬物動態学を苦手なまま薬剤師として働いていることに大変恥ずかしいという思いを抱きました。しっかり勉強・理解をし直して、患者さんのために働いていかなければと決意を新たにしたところです。ありがとうございました。

20.薬物動態は仕事中意識することが少なかったが、考え方や捉え方を参考に患者さんへのアドバイスなどに生かせそうです

21.大学で学んだはずなのに実務でほとんど活かせておらず、このままではいけないと感じて受講しました。症例形式でイメージしやすく、もう一度教科書を開いて学び直しをしたいと思えました。患者さんの治療に還元できるよう、今日から頑張りたいです。

22.苦手だった薬物動態をわかりやすく説明していただき、とても理解しやすかったです。これからやり直して学んでいきたいと思います。

23.基本的な内容から、腎機能低下時の投与量の計算という臨床に役立つ内容まで幅広く勉強になりました。薬物動態というと難しいイメージがありますが、平田先生のお話はわかりやすかったです。ありがとうございました。

24.薬剤師の職能を発揮できる分野であるのに、とても苦手な分野です。学び直しをしよう!とやる気がでました。きっかけを与えてくださりありがとうございました。平田先生のブログは存じておりましたので今後も拝読させていただきます。本日は大変ためになる講義ありがとうございました。

25.薬物動態が苦手なので少しでも理解が深まればと思い受講しました。 今回のセミナーをきっかけに取り組みやすくなったので続けていきたいとおもいます

26.学生時代以来、久しぶりに聞く用語などもあり、復習的な部分と実例を用いた実践的な部分があり、勉強になる内容でした。

27.苦手な分野であったが、分かりやすく説明いただけ良かった。ただ基礎知識がないため理解が難しいところもあった。もう一度やり直してみます。先生が仰るように、かっこいい薬剤師になりたいです。ありがとうございました。

28.恥ずかしながら薬物動態学に触れるのは学生以来でしたが、わかりやすく噛み砕いて説明してくださり興味を持って学ぶことができました。動態学の基礎から、筋肉量が少なく見かけの腎機能がよくなる例にいたるまでたいへん勉強になりました。少しずつでも、今日学んだことをもとに学習を続けていきたいと思います。ありがとうございました。

29.今まで薬物動態についてよく分かりませんでしたが、初めてなるほど~と思いました。添付文書をより活用できそうです。学生時代に平田先生の講義を受けたかった!平田先生の薬剤師塾で勉強します!

30.苦手だしもはや諦めていた薬物動態を、大学時よりも関心強く聞き、少しかもしれませんが理解が深まったと感じました。薬剤師としてより自信を持って取り組める気がするので、ブログの方も読ませていただこうと思いました。タイトル通りの良いセミナーをありがとうございました。

31.病院勤務ですが精神科ということもあり、日頃は調剤業務がほとんどです。今回の講義で、本当の薬剤師の存在意義は何なのかを考えさせられました。もっともっとお話を聞きたかったです。

32.薬物動態、これまで何回聞いたり調べたりしても、結局身につかないまま、使うこともないまま、ここまできてしまいました、、。とても分かりやすく、テンポの良い講義で、これなら薬物動態も好きになれそうと思いました。HPなど参考に見直ししたいと思います。ありがとうございました。

33.苦手な薬物動態を自己研鑽するきっかけになればと思い拝見させていただきました。現場でどう考えるか、例をまじえての話があり分かり易かったです。ありがとうございます。

 

講演依頼に関しましては平田のメールアドレス hirata@kumamoto-u.ac.jp までお気軽にご連絡ください。

 

 以下は講演後にいただいた質問に回答させていただきます。 今回の講演で言い足らなかったことは、数日後までにまとめて解説したいと思います。

平田純生


第36回薬剤師アカデミー
「どんな薬かをイメージしてみよう!学び直し 薬物動態学」
【当日質問】に対するQ&A

1.講演内容からはずれるかもですが、アダラートCRの動態部分で。 L,CRの動きがわかったのですが先発とGEの錠剤の構造が違う(先発は梅干しみたいになってません?)のにGEと同じ動態を示すというのはどう考えたらよいでしょうか?もしくは先発とGEでBAが異なるということになりますか? この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます

 9月19日(木)に株式会社EPファーマラインによる第36回薬剤師アカデミーで「どんな薬かをイメージしてみよう!学び直し 薬物動態学」というテーマで90分の講演をさせていただきました。
 おかげさまで4000人近くの方が視聴されましたが、当日はネット環境が不調によりマイクの不調、マウスが動かないなどのトラブルがあり、精神的に葛藤があって、決して良い内容とは思わなかったのですが、聞き直してみるとEPファーマラインの担当の方の編集によって、わかりまとめていただいたように思います。おかげさまで多くの方から、高評価をいただきました。
 この講演前に多くの事前質問をいただきました。今回は、その事前質問にお答えさせていただきます。

平田純生


第36回薬剤師アカデミー
「どんな薬かをイメージしてみよう!学び直し 薬物動態学」
【事前質問】に対するQ&A

1. 薬物動態学の学び直しとしてお勧めの書籍があれば教えてください。

この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます

第 32回 基礎から学ぶ薬剤師塾 Q&A
初心者向けシリーズ④ 降圧薬を極める

 


 

セントラル病院 薬剤科 野村温子先生

Q .サイアザイドが腎機能低下者に大きな降圧効果をもたらすのは、ループ利尿薬と併用した場合のみで単独での使用にはあまり効果がないと考えてよろしいでしょうか? この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます

第 31回 基礎から学ぶ薬剤師塾 Q&A
初心者向けシリーズ③糖尿病性腎臓病とその治療薬

 


 

2023年11月17日アンケートによる質問

氏名を書いていただきましたが、匿名とさせていただきます(批判的な回答をしましたので)。



Q1 .SGLT2の腎機能低下例への投与について、先日eGFR30を下回ってる患者への投与で薬効が期待出来ないとの事から疑義をしましたが、投与するという回答でした。本日のご講演から20を下回らなければ投与に意義があると考えていいのでしょうか。
この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます

第 27回 基礎から学ぶ薬剤師塾 Q&A
初心者向けシリーズ①循環器系の基礎と心不全治療薬

 


 

アンケートによる質問

京都府立医科大学 上田和正先生

Q1.夏場には脱水の状況に陥る方が多いと思いますが、心不全患者における脱水は、どのように影響がありますでしょうか?(前負荷の減少、あるいは過剰な減少) この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます

プロフィール

平田純生
平田 純生
Hirata Sumio

趣味は嫁との旅行(都市よりも自然)、映画(泣けるドラマ)、マラソン 、サウナ、ギター
音楽鑑賞(ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジャンゴ・ラインハルト、風、かぐや姫、ナターシャセブン、沢田聖子)
プロ野球観戦(家族みんな広島カープ)。
それと腎臓と薬に夢中です(趣味だと思えば何も辛くなくなります)

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