平田の書いた本

 透析看護雑誌「透析ケア」などで有名なMCメディカ出版よりナース向けの「透析患者の薬剤ポケットブック改訂3版」が出版されました。第2版から約5年ぶりの改訂です。この5年間で新たに経口の腎性貧血治療薬が登場しましたし、高カリウム血症治療薬や、下剤も新たなものが続々と登場して、多様化しています。薬剤はすべて最新情報で、ページ数は増やさず薬剤を入れ替えてコンパクトにしました。薬の特徴を簡潔に写真つきで解説しており、その場でサッと調べられます。看護師、薬剤師はもちろん、透析患者にかかわるすべてのスタッフが、透析患者への正しい薬の使い方を学ぶことができます。熊本の仲間の先生方との共著ですが、透析に関わる最初の92ページは平田が書いています。ぜひ本書を参考にしていただき,透析患者さんに薬の正しい使い方を啓発・指導していただければ幸いです。


腎機能別薬剤投与量POCKETBOOK 第3版 2020年6月29日 発売予定です!

●腎機能に応じた最適な薬剤投与量を導く、
  日本腎臓病薬物療法学会のデータブック待望の第3版

 腎機能低下患者及び透析患者への薬物治療では、用法・用量の調節を考慮しなければならない(または禁忌)薬剤が多数存在し、適切な投与設計が医療者に求められます。本書では、 現在市販されている薬剤の腎機能別推奨投与量を、GFR又はCCr5mL/min刻みの一覧表で掲載しており、「患者に投与したい薬剤・処方された薬剤は果たして減量が必要なのか」「腎機能に応じた至適用量はどのくらいか」が一目でわかります。
 掲載医薬品情報は2,000を超え、前版よりも大幅に情報量が増えました。さらに、減量法についても最新の知見を踏まえ記載内容を精査しています。持ち運び便利な小型サイズで、ポケットに入れておけば、臨床現場で強力な助っ人になること間違いなしの1冊です!

「腎不全と薬の使い方Q&A 第2版」2020年4月30日 発売予定です!

●腎不全・透析患者の薬物治療に必要な知識をわかりやすくQ&A形式で解説!
●最新の知見を踏まえ、腎臓病薬物療法のエキスパートが臨床疑問にお答えします

「腎機能低下患者や透析患者に対する薬物療法は難しい」というイメージを持っていませんか?
 本書は、「腎臓」「透析」「薬」をキーワードに、幅広い視点から腎臓病患者の薬物療法を理解できるようQ&A形式でわかりやすくまとめています。腎機能に応じた薬物投与設計、腎機能低下の進行を抑制するための介入、腎臓を傷めない対策、透析性の適切な評価による投与法の適正化や中毒治療への対応、CKD合併症の理解と治療など、薬剤師の能力が発揮できるフィールドはたくさんあります。病院・薬局を問わず、薬剤師として必要不可欠な知識が満載で「腎臓病薬物療法」に対するイメージが変わる1冊です。


 

プロフィール

平田純生
平田 純生
Hirata Sumio

趣味は嫁との旅行(都市よりも自然)、映画(泣けるドラマ)、マラソン 、サウナ、ギター
音楽鑑賞(ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジャンゴ・ラインハルト、風、かぐや姫、ナターシャセブン、沢田聖子)
プロ野球観戦(家族みんな広島カープ)。
それと腎臓と薬に夢中です(趣味だと思えば何も辛くなくなります)

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