あまり自慢できるようなネタを持っていない僕ですが、今回は少しオタクっぽい貴重な体験について話したいと思います。65年間生きてきて、これは実にいい体験をしたと感じたことを10個だけ、紹介したいと思います。題して「貴重な体験ベスト10」です!

10位 ピート・ローズを生で見た
 1985年、国際人工臓器学会の休暇日にMLB最多試合出場記録・最多安打記録を持ち、当時シンシナティレッズからフィラデルフィア・フィリーズに移籍してい20200615_10.jpgたハッスルプレーヤーのピートローズをペンシルベニア州のシチズンズ・バンク・パークで生で見た。この当時のピートローズは引退前で打率も3割打てていなかったが、登場するだけでものすごい声援だった。ただしこの人、のちに監督在任中に野球賭博に関わったとして、メジャーリーグから永久追放処分を受け、メジャー最多記録の4256安打をイチローが日米通算ながら抜いた時も「日本の記録とメジャーを足すことに意味はあるのか。高校時代の安打も加えることと同じだ」と言い捨てた。最近は違法のコルクバットを使っていたなどあまりいい噂はない。

9位 鉄人カル・リプケンとイチローを生で見た
 2001年ワシントンDCで開催された国際TDM学会の休暇日に、電車で約1時間のボルチモアのオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ球場(写真:打者はイチローですが小さすぎて見えない)で引退する最後の20200615_9.png年のオリオールズ一筋のカル・リプケンを僕のメンターの田中先生・上野先生と一緒に見ました。リプケンは広島カープの衣笠祥雄の持つ連続試合出場記録2215を破った名選手で8243イニング連続出場や903試合連続フルイニング出場した名プレーヤーです。その時の相手はイチローの所属するシアトル・マリナーズでした。ちなみにイチローは5打数3安打1盗塁の大活躍。現役最後の年のカル・リプケンが登場するとものすごいスタンディングオベーションでした。本当はメジャーリーグで活躍するイチローを見にボルチモアまで行ったのですが、この時はリプケン人気に圧倒されました。

8位 田中広輔の幻の本塁打を生で見た。2015年、カープは4位だったけど本当はAクラスだった!
 2015年9月12日、僕が60歳で1998年以来、毎年Bクラスのカープが何年振りかでAクラスに進出し、クライマックスシリーズに出場できるかどうかの運命の1戦が甲子園球場で行われた阪神・広島戦。延長12回表、広島の田中広輔の大飛球は中堅フェンス際で大きく跳ね返ってグラウンドに戻ったように見えた。実は僕はこのフェンスの左後ろ約10mの距離で見ていたのだ。20200615_8.jpg
 甲子園の若いファンはたちが悪い。だからグラウンドに飛び出さないよう、電車の荷物置きのようなネット(いわゆるネズミ返し)がフェンスの真下に取り付けられているのだ。それに当たって、普通はレフトスタンドに入るはずが、なんと跳ね返ってグラウンドに戻っちゃった。実は僕はこの瞬間、ボールから目を離していた。だけど隣で見ていた長男はちゃんと見ていた。「あれは絶対に入っていた。ビデオ判定や!」。だけじゃない。前にいる阪神ファンも後ろにいる阪神ファンも「あれは絶対入ってたで」と言っている。案の定、ビデオ判定。だけど審判団はビデオ判定でフェンスを越えていないと判定。「なんでだよ~!ウソだろう!」
 この判定はのちに正式に誤審と認められる。この1勝があればカープは楽にクライマックスシリーズに行けたのに・・・・・・。詳細はこのブログのカテゴリ「嗚呼!愛しの広島カープ」の 「2015年、カープ観戦記~泣くな大瀬良、来年は君がエースだ! ~」を参照してください。

7位 天谷のスーパーキャッチを生で見た20200615_7.jpg
 2010年8月22日、55歳の時、場所はマツダスタジアム。横浜の外人ハーバーのホームランをセンターの天谷宗一郎が1.8mのフェンスに駆け上がってスーパーキャッチしたのをマツダスタジアムで生で見ました。これ以前に同じ年に赤松が同じ横浜の4番村田のホームランをスーパーキャッチし、全米でスパイダーマンと騒がれて話題になりました。2010年に天谷・赤松が見せてくれたスパイダーキャッチはこれ以前にもこれ以降にもやった選手はいません。ちなみに打たれたピッチャーはどちらも齊藤悠葵投手でした。

6位 William Bennet先生と電話で話した
 2005年オレゴン留学中の52歳の時、ベネットブック(元祖・腎機能別薬用量一覧の本でアメリカではどんな薬剤部、どんな薬局にも必ず置いてある本、Drug Prescribing in Renal Failure)の著者として有名なBennet先生と電話で会話しました。この時にはシカゴ生まれのWilliam Bennett先生は大のホワイトソックス好きで、日本からやってきた井口資仁選手のことをべた褒めしていました。だけど同じポートランドに住んでいながら、生のベネット先生とお会いできなかったのは本当に残念でした。ちなみにベネット先生はすでに引退され、現在のベネットブックはGeorge Aronoff 先生が編集を担当しています。なぜ僕がオレゴン州立大学に留学したのかというとなぜか腎臓に詳しい薬剤師がたくさんいたから。渡米してその理由を知りました。その薬剤師たちはベネット先生の弟子だったのですね。

プロフィール

平田純生
平田 純生
Hirata Sumio

趣味は嫁との旅行(都市よりも自然)、映画(泣けるドラマ)、マラソン 、サウナ、ギター
音楽鑑賞(ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジャンゴ・ラインハルト、風、かぐや姫、ナターシャセブン、沢田聖子)
プロ野球観戦(家族みんな広島カープ)。
それと腎臓と薬に夢中です(趣味だと思えば何も辛くなくなります)