薬剤師塾オンライン

 2026年3月開催の平田の薬剤師塾のお知らせです。

 第66回平田の薬剤師塾 初級編は「透析患者の便秘と腸閉塞・腸管穿孔~腎不全ではなぜ腸内細菌叢が乱れるのか~」です。

 平田が「透析患者の便秘」の講演をすると、よく「なんでそんな軽いテーマで講演するの?」「たかが便秘じゃん!」と言われることがよくあります。高カリウム血症になるから野菜や果物を十分摂れない、心不全になるから水分を摂れないなどの理由で透析患者の便秘は健常者の5~10倍の発症頻度です。それによって起こる腸閉塞・腸管穿孔は毎年300名以上が亡くなっており、表向きでは透析患者の第9位の死亡原因になっています。しかしこれは過小評価されています。だってこれが原因で腹膜炎や敗血症で死亡すれば透析患者の死亡原因1位の「感染症」と判断されるからです。透析患者の便秘は「たかが便秘」ではありません!これが原因で腸内細菌叢の多様性が失われ、尿毒素が過剰産生され、しかも酪酸産生菌の減少によってリーキーガット(腸漏れ)が起こって腸内から血中に移行すればトリメチルアミン-N-オキサイド、インドキシル硫酸、パラクレジル硫酸などによって心血管合併症によって死亡率が上昇します。でも諸悪の根源は便秘の放置なのです。便秘は適切な下剤によって改善可能ですからCRA(心腎貧血)症候群における貧血治療と同じだと思っています。今回はこんな話をさせていただきます。ご興味のある方は「平田の薬剤師塾」に参加してみてください。

◆2026年3月12(木)開催「透析患者の便秘と腸閉塞・腸管穿孔~腎不全ではなぜ腸内細菌叢が乱れるのか~」
 
お申し込みは こちら から
【申込期限:講演会開始直前まで】
【定員:300名】
 お支払いが完了していれば、開始直前でもご視聴いただけます。また、受講者の方は講演終了後、数日後から1週間、オンデマンド配信にて繰り返しご聴講いただけます。あわせて、講演終了後に講演スライドをお送りいたします。

(クリックするとPDFが表示されます。)

 

 

 第67回平田の薬剤師塾 中級者編「腸腎連関~腎機能悪化・心血管合併症を防ぐために尿毒素の産生を抑える~」です。

 透析患者数の増加は最近になってようやく頭打ちになりました。でもいまだに日本では透析患者の高齢化は持続しています。便秘患者は透析導入になりやすい、便秘患者の予後は不良で心血管病発症率が高い、便秘患者はCKDになりやすく透析導入になりやすい、便秘患者は心血管病発症・死亡リスクが高いなどから腸腎連関という言葉が生まれています。トリメチルアミン-N-オキサイド、インドキシル硫酸、パラクレジル硫酸などの名だたる尿毒素はすべて腸内細菌が媒介して産生され、腎不全患者の腸内細菌叢は乱れに乱れています。腸内細菌叢を改善する方法について考えてみようではありませんか。

◆2026年3月19(木)開催「腸腎連関~腎機能悪化・心血管合併症を防ぐために尿毒素の産生を抑える~」
 
お申し込みは こちら から
【申込期限:講演会開始直前まで】
【定員:300名】
 お支払いが完了していれば、開始直前でもご視聴いただけます。また、受講者の方は講演終了後、数日後から1週間、オンデマンド配信にて繰り返しご聴講いただけます。あわせて、講演終了後に講演スライドをお送りいたします。

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 1月27日(火)に開催されました、アスヤクLIFE研修会「検査値・臨床データから病態をどう解釈し、疑義照会・服薬指導にどう生かす?」につきまして、当日は187名の方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。以下に、当日お寄せいただいたご質問への回答を掲載いたします。


Q.保険ではアルブミン尿の検査は糖尿があれば検査可能ですがない場合は検査をすることが難しいかと存じます。患者本人が腎機能数値クレアチニン値などが血液検査やドッグで以前より高値になってきている場合、さらに何か調べる手立てはあるのでしょうか?また運動を始めて筋肉が増えてクレアチニンが上がってきているのか腎機能低下で上がっているのかを確認する手立てはあるのでしょうか?

A.糖尿病であればアルブミン尿が測定できますが、非糖尿病のCKD患者では蛋白尿を定量できます。運動をして筋肉量が増えていることは体組成計で簡単にわかります。特にInBodyという体組成計は正確です。ただし筋肉量が増えたからと言っても血清クレアチニン値の上昇は1か月に0.1mg /dL程度です。ボディビルの選手であれば筋肉量が見た目で分かるくらい増えたら、0.2とか0.3mg程度上昇するかもしれません。そんなわずかな上昇ですから、血清クレアチニン値1.5mg/dLの人は明らかに腎臓は良くないです。


Q.SGLT2阻害薬のエリスロポエチン産生促進のお話は初めて聞きました。実際に腎性貧血を軽減すると言う臨床試験は存在するのでしょうか

A.最初はヘモグロビン値が上がったのはSGLT2阻害薬の利尿作用による血液濃縮だと専門家は思っていたみたいですね。でも実際、血中のEPO濃度が上昇していたから腎性貧血改善作用があるということです。EPOは近位尿細管間質細胞で産生されますが、腎機能が低下するとEPOが産生されないため腎性貧血を発症します。SGLT2阻害薬が尿細管間質の低酸素状態を改善するためEPO産生細胞が活性化されEPOが増加します(図1,21)

 

文献
1)Maruyama T, et al: Diabetes Technol Threr 21: 713-720, 2019


Q.SGLT2の腎保護作用は実感するところですが、一方で高度腎不全では禁忌という狭間で揺れることも多いです。休薬や継続の判断基準についてご知見お持ちでしたら教えて欲しいです

A.透析導入になるまで使いましょう。大規模試験ではDAPA-CKDではeGFR25以上の患者、EMPA-KIDNEY試験ではeGF20以上の患者を対象にしています。でもこの腎機能未満であれば禁忌とは添付文書に書かれてはいません。例えばジャディアンスの添付文書には「 eGFRが20mL/min/1.73m2未満の患者では、本剤の腎保護作用が十分に得られない可能性があること、本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがあることから、投与の必要性を慎重に判断すること。eGFRが20mL/min/1.73m2未満の患者を対象とした臨床試験は実施していない。」と記載されているので、投与していいんです。ガイドライン上でも「eGFRが20mL/min/1.73m2未満の患者には投与を開始しない」となっているだけで、20mL/min/1.73m2あれば開始してよくって、透析導入になるまで中止する必要はありません。


Q.早期治療介入が腎保護について有効ととてもよく理解できました。腎硬化症を防ぐという意味では早期の血圧コントロールも重要と感じました。治療開始の目安は高血圧ガイドラインの根拠にもなっているスプリント試験に準じて130程度から開始と言う理解でよろしいでしょうか。またその時の降圧薬について第一選択になりうるものはあるのでしょうか

A.SPRINT試験は厳格降圧群のSBP120mmHg群がSBP140mmHgの従来群に比し、様々な心血管合併症発症率を有意に低下できたという試験です。腎硬化症は非常に長い年月、高血圧にさらされてきて70歳代、80歳代以上になって動脈硬化が進行すると徐々に腎機能が低下しますので、若年期からの降圧が重要と言えますので、SPRINT試験とは関係しません。腎硬化症は蛋白尿(+)になることが少ないので、蛋白尿(-)であれば第1選択薬は通常の第1選択薬、つまりCa拮抗薬でも利尿薬でもRAS阻害薬でいいのです。ただしCKD診療ガイドラインでは後期高齢者でGFRが30未満であればRAS阻害薬も利尿薬も腎虚血、脱水などの急性腎障害のリスクが高くなるため、Ca拮抗薬を推奨しています。


Q.RAS阻害薬や抗アルドステロン薬でカリウム上昇しますが、カリウム上昇してたら効果が出てると考えるのは短絡的ですか?

A.はい。非ステロイドMRAのフィネレノンはカリウムをほとんど上げないのに強力なミネラロコルチコイド受容体をブロックし、腎保護作用・心保護作用を示しますから、カリウムの上昇が効果とは関わっていません。


Q.カリウム上昇してたら腎保護や降圧の効果が出てると考えるのは短絡的ですか?

A.はい。上記の回答と同じです。

 1月27日(火)に開催されました、アスヤクLIFE研修会「検査値・臨床データから病態をどう解釈し、疑義照会・服薬指導にどう生かす?」につきまして、当日は187名の方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
 また、研修会後のアンケートには多くのご回答をお寄せいただきました。
 アンケート内では、勉強になったポイントや新たな気づき、さらに深く聞きたかった内容など、さまざまなご感想をいただいております。以下に、皆さまからいただいたご意見・ご感想を、原文のままご紹介いたします。

 

 

尿アルブミンが少しでも検出されたら、腎障害の始まりであることを強く学ばせて頂きました。現在官公庁病院の門前薬局に勤務しておりますが、なかなかその恐ろしさがわからない方が多くいらっしゃいます。危機感いうのもお伝えするために今日の先生の講義は有難かったです。ありがとうございました。


症状と検査数値を照らし合わしてそれを服薬指導に反映する事で、患者さんのコンプライアンスを上げる事はとても大事であると学びました。今後、さらに検査数値を学んでいきたいと思います。


検査値からも患者の病態を想像しながら、お薬を飲みたくなるような服薬指導をすることが大切なことがわかったが、自分ではあまりできてなかったなと思った。


患者さんから聞き取った検査値をどのように服薬指導や処方解析に役立てたらいいのか、具体的な講義が聞けて勉強になった


尿中アルブミン値の単位「㎎/gCr」について勉強になりました。糖尿病性腎症から透析にならないような服薬指導をするには?個々の患者の背景や病識を見てどのようにしたらよいのか、傾聴もしながら取り組みたいと思います。本日も有難うございました。


当薬局でも、透析導入をどうにか遅らせるべく出ているであろう処方をよく受けるのですが、今回検査値から状態を推測する方法を学べて良かったです。


検査値をどう読み取って、具体的に患者さんの指導に繋げていくか、具体的な症例で大変理解を深めることができました。


検査値の赤くなってないところの視点


腎機能について理解できた


SGLT2の有用性


腎機能と血糖コントロールの関係を再認識することができました。


腎機能評価の仕方


症例が非常に勉強になりました。


検査値の見方がよくわかりました。


症例があったので患者さんを想像しながら考えることができた


脱水の時の検査値の考え方がとても参考になりました。


もっと深く聞きたかった


HbA1cの説明に体温を例えに使うとわかりやすい


ガイドラインとどう絡むかを勉強しようとおもいました。


検査値の裏読みの重要性を理解しました


脱水や本当の腎機能の評価の考え方が理解出来た


DKDの四本柱 トリプルセラピー


デジタル薬剤師、耳が痛いです


薬剤師の怠惰


BUN/Cre 比の意味がこれまでよく理解できなかったのがよく理解できました


腎機能と摂取水分量について(制限の有無など)


暑いお講義、楽しかったです。実践的な内容、ありがたかった。


デジタル薬剤師という言葉が刺さりました。


詳しくお話いただいて、もっと勉強しないといけないと思います。


Cre アルブミン量 について


具体的な症例について検査値の読み方、病態の推察を講義くださり、大変勉強になりました。


患者さんが飲みたくなるような服薬指導のポイントが大変参考になりました。


脱水時の検査値の変化、見方


ステロイド服用による糖尿病について


まずは復習して理解を深めたい


飲みたくなる服薬指導


HbA1Cの数値が9.5であることの大変さを説明するのに、発熱が39.5度をイメージさせるというのが効果的だと感じた。


イナーシャにならないよう、気をつけます。


デジタル薬剤師にならないように、検査値をしっかり見ようと思いました


腎機能低下時の服薬指導


SGLT2阻害薬の有用性。検査値の見方。検査値の一時的な変化だけで判断しない、他の要因も考慮しないとならないこと。


症例解説が非常に良かった。


服用したくなる服薬指導!必要だと思いました


検査値についてもっと深く勉強したかった。


血管の石灰化勉強になりました。


患者背景などもきちんと見ていく必要がある事学んだ


患者が飲みたくなるような服薬指導が 大切なことを理解できた。


eGFR正常値にだまされない


これからの薬剤師が対人業務としてより臨床を勉強しなければいけないので とても参考になった。


検査値からの情報収集や糖尿病治療薬の処方意図について今後の参考になった


糸球体過剰ろ過の病態について、もっと具体的に説明していただきたかった。


大変勉強になりました


薬を飲みたくなるような服薬指導をするという言葉を聞くと胸が痛くなりました。


単位不要のYouTubeでは小画面を移動できないため、画面の文字が一部見えないことあり、改善して欲しい


検査値は点ではなく時系列で見る重要さ


添付文書に出ている数字だけに飛びつかないこと

1月22日(木)開催の、高齢者薬物療法と薬物動態の変化」について以下のような質問をいただきましたので回答させていただきます。


Q.帯状疱疹の患者さんは、高齢者が多い印象ですが、保険薬局では検査データがないので、医師の処方箋を見ても、添付文書通りに処方されていると考えて、薬局から何も疑義照会することはありませんが、今日の先生のお話で、小柄な高齢女性は注意すべきとのお話がありました。このような患者さんを見れば、注意するほうがよいでしょうか?

A.おっしゃる通り、2017年3月に発出された「バルトレックスの適正使用のお願い」では「70歳以上、体重40kg以下、女性には投与量の調節を」と記載されています。

検査データが得られない場合には上記のような小柄な高齢女性にバラシクロビル投与量が多いのでは?という疑問があれば、脳症も腎症も起こさないアメナメビルか、これらを起こしにくいファムシクロビルに変更していただくのがベストだと思います。
バラシクロビルは腎機能がよい若い方にはジェネリックがあり安上がりでいいかもしれませんが、小柄な高齢女性では極めて危険です。アメナメビルは薬代が高い?
でもアシクロビル(バラシクロビルも活性体はアシクロビル)中毒で入院して2日連続して血液透析を実施してアシクロビルを除去することって、普通にありますよね。

こっちのほうがとんでもない高い医療費になりますよね。

ほぼ1週間の投与で終わりますから少々高くてもいいんじゃないですか?

 1月22日(木)開催の、「高齢者薬物療法と薬物動態の変化」について以下のようなアンケートの回答をいただきました。原文のまますべてのアンケート内容を紹介させていただきます。


高齢者の体格、活動度を確認して検査データだけではなくe-GFRには十分に見極めないと副作用の発現を防げないと再認識しました。腎機能低下患者でのインスリンが腎で代謝されて低血糖を起こすこと、腎は糖新生臓器とは合点がいきました。尿中排泄率、薬物の排泄、肝代謝、抱合はとても分かりやすかったです。計算式は、ついていくのがやっとでしたので、後ほどストーリーを描けるようにしたいです。本日は有難うございました。


低アルブミン血症による薬物遊離型が増えても薬効強度は変わらないというところは少し衝撃でした。その理由も分かりやすく教えてくださり勉強になりました。またオンデマンドで見直ししたいと思います。


非腎クリアランスについて、腎クリアランスが低下していると非腎クリアランスも低下していることを初めて聞き勉強になりました。明日からの業務に参考にさせていただきたいと思います。


高齢者の生理機能低下が薬物血中濃度上昇の理由の説明が腑に落ちました。


末期腎機能低下患者の場合など、尿毒素が溜まることによって、CYPなどの(非腎)クリアランスも低下して、腎排泄でない薬も濃度が上昇するところから、その先のADMEの部分に至って再度資料を拝見させていただき理解を深めたいと思います。


今回も大変勉強になりました。時間の関係で後半の講演できなかったスライドの内容も今後お聞かせいただければ幸いです。


高齢者はとても多いので働いていて高齢者の処方を調剤や監査することが多いですが副作用が起こりやすいので気をつけなくてはいけないとは分かりつつ、継続薬を変更するのはなかなか勇気がいるので難しいです。期待される予後を鑑みて薬を使用して医療費をかけすぎないことも期待されているのでやり辛いです。


今まで教えていただいた内容の総復習ができました。 検査値3以下の低アルブミン血症の方がは殆どで、薬剤の濃度については懸念材料でしたが今日のお話で納得でした。


苦手な薬物動態をわかりやすく説明頂き、感謝します。本には書かれていない、先生の考え方が聞けて、すごく腑に落ちました。ありがとうございました。


今回もとても勉強になりました


いつも勉強になりありがとうございました


分かりやすかったです。後半、時間切れで聞けなかったスライドが気になりました

1月8日(木)開催の、活性型ビタミンDは第4の脅威 Quadruple Whammyについて以下のような質問をいただきましたので回答させていただきます。


Q.①本日のご講演と少しずれるかもしれません。お許しください。透析患者さんが血管の石灰化で循環器疾患が増えると思いますが、心不全になった時、胸水がたまって苦しい時は、尿はでないと思いますが、どのような治療になるのでしょうか?

A.透析患者さんですから透析時に除水すればよいと思います。十分な除水ができないときには透析液を使わずに限外濾過をやる方法(ECUM)もありましたが、今は透析膜・透析監視装置がよくなっているので、透析時間を延長することなく正確に除水できると思います。薬物療法として不整脈による心臓突然死を防ぐためにβ遮断薬、左室肥大を防ぐため、RAS阻害薬またはARNIが普通に使えます。MRAは糖尿病が原疾患であればフィネレノンが使えますが、糖尿病でなければスピロノラクトンが投与できますが、血清カリウム低下薬の併用が必要になるかもしれません。


Q.CKD-MBDガイドライン2025では、透析患者の補正Ca管理目標上限が10未満から9.5未満に見直されたと伺いました。では、透析ではない重度腎機能低下(eGFR<30)でも、同様に9.5未満を意識した方がよいのでしょうか。

A.その通りだと思います。我々の経験でも10以上、あるいは一般的な検査値の上限の10.5以上で活性型ビタミンDを中止し血清Ca濃度が下がり、急性腎障害も改善しましたので、通常の高齢者でも血管内膜の石灰化は起こりますのでCaもリンも意識して低めに管理した方がよいと思います。

 1月8日(木)開催の、「活性型ビタミンDは第4の脅威 Quadruple Whammy」について以下のようなアンケートの回答をいただきました。原文のまますべてのアンケート内容を紹介させていただきます。


いつも丁寧なお話をお聞かせいただき、ありがとうございます。大変勉強になります。勉強が足りないといつも感じます。


エルデカルシトール0.75μgは高齢女性によく見る処方ですが、安易に使用すべきでないことがよくわかった。VD製剤とCa製剤の併用にも意識を向けたいと思う。ありがとうございました。


外用薬の副作用の発生状況が分かったのでためになった。服薬指導にいかせそうです。


今回もとても勉強になりました。


骨粗鬆症チームに加入して、ビタミンD製剤の適正使用ができるよう努力していきたいです。


いつも勉強になるお話ありがとうございました。


ご講演ありがとうございました。。
当院整形外科がありますので、VD製剤はよく処方されます。ほぼ高齢者ですが、エルデカルシトール0.75μg/日、アルファカルシドール1.0μg/日も見かけます。今後、症状、検査値等注意して行きたいと思います。


平田先生が熊大ご就任の記念講演会で最初にお聞きしたのが、この「VD3製剤の腎に対する影響」で、整形外科門前薬局勤務だった私に衝撃を与えました。のちに透析病院門前の薬局勤務となり、定期的に処方されるVD3製剤(フルスタン!も含む)の意味を知ることに。その後、エルデカルシトールが登場し、危機感の無い整形や内科医へ、腎機能とCa値チェックをご依頼し続ける必要性を感じました。ありがとうございました


いつもすごく勉強になっていて、日々の仕事に役立っています。ありがとうございます。


腎臓のよわっている高齢のご婦人で骨も弱ってすぐこけてしまう方が ご家族にビタミンDを勧められて DRにアルファロール0.75を処方してもらってました。
骨をとるべきか 腎臓を取るべきか悩んでいたので参考になりました。


透析患者にて血管石灰化病変で血管が骨のようになっているとは知りませんでした。ニフェジピンCRとリズミックが処方されているのがようやく理解できました。VB?を処方される患者の背景や年齢、飲水を勧める、腎機能の数値、Caのサプリなど要注意事項が多く、これからの服薬指導に活かしたいと思います。本日も有難うございました。後ほど配信されるオンデマンド動画でもう一度、理解できるようにしたいです。


ありがとうございました


活性型VD製剤の知識が足りてなかったので大変勉強になりました

 2026年2月開催の平田の薬剤師塾のお知らせです。

 第64回平田の薬剤師塾 初級編は「透析導入を防ぐための糖尿病関連腎臓病DKD治療の4本柱とクリニカルイナーシャの重要性」です。

 健常者の年間進行速度は約0.7~0.9 mL/min/年と言われている。糖尿病性腎症による透析導入を防ぐには血糖・血圧・脂質管理が重要だが、そのような概念のなかった1980年の糖尿病性腎症は1年に腎機能が10mL/min/年低下していた。そのため腎機能がよくてもアルブミン尿があれば10年で透析導入になっていたということだ。1994年以降にRAS阻害薬による大規模試験によって4~6 mL/min/年に遅らせることができるようになった。そして2015年以降のDKD治療の4本柱と言われるフィネレノン、SGLT2阻害薬、GLP-1RAによって、腎機能悪化速度は2mL/min/年未満に遅らせることができるはずだ。ただし4本柱の処方率はまだまだ低い。血圧・血糖・脂質管理、そしてこれらの薬物療法を勧めないクリニカル・イナーシャ(臨床的な怠惰)に陥ってはならない。今回はDKD治療の決め手となる4本柱のメカニズム、併用効果、そして服薬指導のポイントなどの基本について学ぼう。

◆2026年2月12(木)開催「透析導入を防ぐための糖尿病関連腎臓病DKD治療の4本柱とクリニカルイナーシャの重要性」
 
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 第65回平田の薬剤師塾 中級者編「糖尿病関連腎臓病DKD/CKD、心不全に対するSGLT2阻害薬~SGLT2阻害薬を徹底的に深堀りしてみよう~」です。

 尿糖排泄を増やすことによって尿糖を増やし、糖利尿/Na利尿作用があり、脱水を起こしやすいのに急性腎障害の発症を25%も抑制するSGLT2阻害薬。糸球体過剰濾過を是正することによってアルブミン尿を低下させる作用があるが、他の腎保護薬と異なり、多面的な作用も持ち作用発現が速く透析導入を40%も低下できるSGLT2阻害薬。ケトン体産生によって致命的なケトアシドーシスのリスクがあるものの、逆にケトン体産生亢進による恩恵によって心筋のエネルギー源になり、ミトコンドリア機能改善・オートファジー活性化、酸化ストレス軽減・炎症軽減、心筋・血管内皮リモデリング抑制、長寿遺伝子活性化などヒトの健康維持に貢献するSGLT2阻害薬。貧血改善作用、長寿遺伝子SIRT1の活性化、尿酸低下作用などが、これらの多面的作用に貢献するという説も出始めているSGLT2阻害薬。今回はSGLT2阻害薬について徹底的に深堀りしてみよう。

◆2026年2月19(木)開催「糖尿病関連腎臓病DKD/CKD、心不全に対するSGLT2阻害薬~SGLT2阻害薬を徹底的に深堀りしてみよう~」
 
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 12月18日(木)開催の、「バラシクロビル腎症・脳症を防ぐ!」について以下のようなアンケートの回答をいただきました。原文のまますべてのアンケート内容を紹介させていただきます。


バラシクロビルの先発メーカが、「適正使用のお願い」をなぜとりさげたか質問したものです。やはり、ヤッフェ法の時代なので、個別化eGFRで考えるのが妥当ということが分かりました。長年の悩みが解決してとても感謝しております。


抗ウイルス薬の投与量の注意、分布容積、蛋白結合率など苦手でしたが、とても理解出来ました。高齢、40kg女性の場合には、抗ウイルス薬の選択、水分摂取量、NSAIDの使用、脱水時のビタミンD3など疑問がある場合には医師へ提案できるだけの「目」をもっと勉強しようと思います。自分の不勉強さを実感しました。本日は有難うございました。次回も引き続き講義を受けたいと思います。


アメナリーフの薬剤師視点での使用時の注意がもう一度考え直せた。何回か聞いたことはあるが何回か聞くことで考え方などが理解できてきている気がする。


いつもわかりやすく学びの多い講義をありがとうございます。 リリカについてもまた講義があると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。


ご講演ありがとうございました。 質問にもご回答頂きありがとうございました。 最後の方のみの参加となってしまいましたが、参加して良かったと思えました。 今後、腎機能評価についてご講演頂けるとのこと、より深く学べるよう、アドバイス頂いた内容をふまえ、知識を深めていきたいと思います。


HAPの平田塾を受講しています。婦人科門前薬局勤務です。今回こちらでより深く学び、帯状疱疹についてより興味を持ちました。まだ理解できていないことが多いです。次回の活性型VD3製剤についても受講予定です。よろしくお願いします。


今回から、資料配布があるとのこと、後で、確認するとき、また、ほかの薬剤師に説明すときに助かります。 アメナリーフについては、高齢者の単純ヘルペスのPIT療法に腎機能を気にしないで使用できると思っていたのですが、思っていた以上の注意する薬物相互作用のことがあり、勉強になりました。

 12月11日(木)開催の、「Triple whammyを防げ!」について以下のような質問をいただきましたので回答させていただきます。


Q.ARB +利尿剤 +ロコアテープの質問の回答ありがとうございました。この患者さんに腎機能の低下に関して説明してからロキソニンテープへ変更を勧めたところ以前使用して効かなかったから変えたくないとのことでした。次の外来でもう一度変更を進めたのですがやはり変えたくないとのことでした。この場合は患者さんの要望に応えずに疑義照会すべきでしょうか?

A.一度、可能であれば主治医とディスカッションすることをお勧めします。僕自身は脆弱な高齢者にトリプルワーミーは投与すべきではないと思っていますが、この患者さんに対しては十分量のアセトアミノフェンの投与というのが試されていないと思いますので、十分な理論武装をして、それを提案するのが1つの選択肢だと思います。

それと全身吸収性のロコアテープやジクトルテープで消化器障害の報告は複数ありますが、急性腎障害は起こったとしても間質性腎炎、つまりアレルギー性の腎障害の報告だけだと思いますので、全身吸収性NSAIDsは今までに報告されていないから安全なのか、実際には起こっているが報告されていないだけ(NSAIDsによる腎障害は当たり前なので報告してないだけというのも大いに考えられます)なのかが不明です。患者さんの希望がロコアテープであれば、こまめな飲水指導をして、主治医には定期的なクレアチニン値の測定を依頼して注意深く観察しながらロコアテープを投与するというのもありだと思います。


Q.今回、ブログ平田の薬剤師塾からNSAIDsによる腎障害の部分を事前に拝見させて頂いたことで、より理解が深まったと感じております。次回講演に向けて、事前に予習出来るような良いアドバイスがあればご教授いただければ幸いです。

A.「予習」、素晴らしいですねしいですね。わくわくしながら講演を聞けていいと思います。できれば鋭い突っ込み、つまり講演後の質問もよろしくお願いしたいところです。

事前に予習出する内容は次回の講演タイトルによって変わってくると思います。例えば次回の平田塾はバラシクロビルについてですから、ウェブで様々な帯状疱疹治療に関する情報を仕入れておけば理解量は格段にアップすると思います。

たとえば次回タイトルが「腎機能の評価方法」であれば僕の書いた総論(日腎薬のHPのCKD関連情報から「総説:患者腎機能の正確な評価の理論と実際. 平田純生, 他, 日腎薬誌 2016」が読めますし、平田の薬剤師塾にも『腎機能評価の10の鉄則』『腎臓病教室 ~検査値と腎機能~』が載っています。でも同じ内容の平田の講演を聞くよりも他の方の意見を取り入れたほうがよいかもしれません。その場合にはCKD診療ガイドライン2023やじほうの「腎薬ドリル」には僕以外の著者が、異なった視点で腎機能評価について記載していますので、そちらを参考にした方がよいかもしれません。勉強方法は個人個人によって合う、合わないがありますので、自分に合った方法を取り入れればいいと思います。

プロフィール

平田純生
平田 純生
Hirata Sumio

趣味は嫁との旅行(都市よりも自然)、映画(泣けるドラマ)、マラソン 、サウナ、ギター
音楽鑑賞(ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジャンゴ・ラインハルト、風、かぐや姫、ナターシャセブン、沢田聖子)
プロ野球観戦(家族みんな広島カープ)。
それと腎臓と薬に夢中です(趣味だと思えば何も辛くなくなります)

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