6月の育薬フロンティアセミナーでは 「好きになる腎臓のはなし」をやります!
6月5日(火)19:30~21:00 第65回「腎臓は何をやっているか?」
6月12日(火)19:30~21:00 第66回「腎臓の構造を知ろう」
6月26日(火)19:30~21:00 第67回「糸球体と尿細管の役割を知ろう」
7月2日(火)19:30~21:00 第68回「細胞内液と細胞外液はこんなにも違う」
講師:平田純生
会場:熊本大学薬学部宮本記念館コンベンションホール
予約不要、参加自由、途中参加OK、途中退場OKの自由な会ですのでいつでも、だれでもお気軽にご参加ください。
腎臓病の薬物療法を学ぶには腎臓病の病態を知る必要があります。腎臓の病態を理解するためには腎臓の解剖学まで知る必要がありますが、腎臓は脳と並んで複雑な構造をしており、その理解は解剖には弱い薬剤師の皆さんにはそれが欠けがちです。基本が分からないから、薬物投与設計、中毒性副作用、薬剤性腎障害、腎機能の極意がわからない。「楽しく学びながら、最終的にはすごい実力者になっている。」って理想的だけど、そんなうまい話ってないって思いこんでいませんか?楽しいからこそ学びたくなるのですよ、実は。興味もないのに「暗記しろ」って言ったって無理ですから。記憶力の悪さには定評のある平田が言うのだから間違いない。
今年から臨床薬理学分野に入る学生の必読のテキストとして坂井建雄著「腎臓のはなし 130グラムの臓器の大きな役割」(中公新書、820円+税)を指定しました。この本、素晴らしく分かりやすいです。この本の内容も含めて、6月の火曜日は平田が新ネタで、4回続けて育薬フロンティアセミナーを行います。総合テーマは題して「好きになる腎臓のはなし」。乞うご期待。
育薬フロンティアセンターの詳細はこちらです。
今まで糖尿病性腎症で第一選択薬はRAS阻害薬と相場は決まっていましたが、今後、アルブミン尿陰性の糖尿病性腎症ではRAS阻害薬にはこだわらないようになるかもしれないこと。動脈硬化性疾患の予防にはLDL-Cは100mg/dL未満にとなっていましたが、PCSK9阻害薬の登場・そしてその目覚ましい報告によって次期のガイドライン改定では、より厳格になるかもしれないこと。こんなことをケアネット、M3.com、日経メディカルなどからの受け身の情報からではなく、本物の論文の中身の解説を聞いてみたいと思いませんか?
添付文書などの三次資料に頼らず、PubMedなどの二次資料から情報を見つけ出し、一次資料である原著論文を読みこなしてみたいとは思いませんか?
抄読会ではガイドライン改定につながるようなエビデンスの高い論文や腎関係、薬剤師関係の論文について解説し、討論・批判をすることによって薬剤師としての実力アップを図っています。参加は予約不要で、途中退場も途中入場も自由です。2017年の秋より、初心者でも、より分かりやすい抄読会を目指していますので、皆様、ぜひ一度、参加してみてください。
2018年2月23日(金)に日本腎臓財団の功労賞を受賞しましたこと、謹んでご報告申し上げます。授賞理由は「日本腎臓病薬物療法学会」を設立し、薬物適正使用に貢献したことだそうです。でも決して私1人が頑張ったわけではありません。「日本腎臓病薬物療法学会」の元をたどれば、1999年に現兵庫医大薬剤部長の木村 健先生とともに設立した「関西腎と薬剤研究会」の設立にさかのぼります。初期設立ンメンバーや当時、和歌山医大教授だった秋澤忠男先生や、北九州腎薬の立ち上げに協力していただいた中本雅彦先生をはじめ、ご講演をいただき、ご支援していただいた諸先生方の温かいご指導のおかげで、現在、2,000人以上の会員の皆様に支えられる「日本腎臓病薬物療法学会」があると思います。会員1人1人の先生方、25を超える各地腎と薬剤研究会の役員の先生方のおかげで、私が代表して受賞させていただいたと身にしみて感じております。これまでお世話になりました関係者の諸先生方に心より御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、さらなる薬物適正使用に関する情報発信に努めてまいりたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
あけましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜りまして、大変ありがとうございました。
7月22(土)・23(日)にホテルメルパルクで開催された第3回日本医薬品安全性学会は日本全国から600名以上の参加で大盛況。大会長をやりながら、こんなに楽しい学会は初めてでした。多くの参加していただいた先生方には心より感謝申し上げます。
我が愛しの広島カープがついにリーグ2連覇!しかし・・・・、苦手なベイスターズにまさかの4連敗で日本一の夢はまたも叶いませんでした。一昨年の優勝・カープ女子の増加のため、マツダスタジアムでのチケットが取れないので、僕はナゴヤドーム、京セラドームなどに遠征して応援しましたが、2勝6敗。カープはぶっちぎりのリーグ優勝をしたものの、勝率.250の情けなさ。マツダスタジアムでは胴上げシーンの見れるはずだった最下位ヤクルトの一戦も敗れましたが、もっと強いチームがいるということは、まだ目標を失わずに頑張れるってことです。お金がなくても練習量と気力で頑張れば、勝てるということを証明できたのは、とてもいい教訓になったと思います。
1月~5月の育薬フロンティアセミナーは1月9日の調剤薬局の期待の星・育薬セミナー初登場の近藤悠希先生による「薬局薬剤師が防ぐ!医薬品の副作用 -有害事象を確認する・回避する・科学する-」から始まります。今年は薬剤師の職能拡大の可能性についてやりますので、多くの薬剤師の先生方に参加していただければ幸いです。
今年で64歳になり、そろそろ定年までのカウントダウンが始まりますが、熊本城マラソンに3年連続エントリーします。グルコサミン・コンドロイチンが効いたのか?それとも毎日食べるヨーグルトとビタミンDサプリのおかげなのか?今年はいくら走っても全く膝が痛くならないのです。5時間を切って、歩かずに完走を目標としたいと思います。
そして来年は第13回日本腎臓病薬物療法学会が11月に開催されます。学会は「学ぶ会」と書きます。学びたい人のためにあるのだからたっぷりと「学びたいこと」を、熊本から持ち帰っていただけるよう、ありとあらゆる企画を提供しましょう。その変わり、on, offの使い分けも必要なので、大いに楽しんでももらいましょう。とにかく、おなか一杯になるような熊本大会を目指します。「どれを聞いたらよいか迷った」と思わせるくらい内容にしたいと思っています。来ないと絶対に損ですよ!
今年も平田は精いっぱい頑張りますので、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
皆様に幸多き年となりますように。
7月22日(土)、23日(日)に開催された第3回日本医薬品安全性学会は有料参加者数559名、実行委員・学生アルバイトを除く総参加者数は606名で目標の600名に達し、過去最高の参加者数になりました。
また今までに学会を開催しても、ほとんど終了後の感想を聞いたことがなかったのですが、今回の安全性学会に関しては「教育講演が豪華だった、活気があった、プログラムが豊富で内容も良かった、会場が良かった、分かりやすいシリーズは勉強になった、くまモンが楽しかった」というような様々なうれしいご意見を頂戴いたしました。
たまたま聞いた講演の演者の一言、ディスカッションで交わされた言葉、たったそれだけで1人の医療人がレベルアップすることがあります。私も40歳まではダメ薬剤師でした。でも様々な人との出会い、助言、そして数々のプレゼンを聞き、大きな影響を受けることによって、ダメ薬剤師から脱却することができました。学会に来ると、このような出会いがあるかもしれないということを期待して、皆さんも、せっかくの土日をつぶしてでも学会に来てくれるんですよね。そして学会を作る側の僕たちも「実はしんどいと思うこともあるんだけれど」、学会を目いっぱい頑張って開催したくなるんじゃないかと思います。
メイン会場になるはずだった熊本市民会館が地震によって使える状態ではないことから、宇野理事長と話し合い、一時は開催中止を考えたこの学会。企業セミナーがつかないため、資金が全く集まらず、非常に困窮したこの学会です。これは平田の責任でございます。申し訳ありません。でも資金集めのために私を救ってくれた熊本の組織委員の先生方をはじめとしたオール熊本のメンバーで何とか開催できるようになりました。安上がりではありますが、さみしい大会にはしたくありませんでした。豪華で面白いプログラムを作るために多くの先生方が手弁当で賛同してくれましたことは、涙が出るくらいにうれしいことでした。
熊本での医薬品安全性学会に来ていただき、ありがとうございました。復興さなかの熊本に来ていただきありがとうございました。熱いディスカッションをしていただきありがとうございました。熊本に来ていただいた多くの先生方、そしてこの学会の運営に携わっていただいた実行委員の先生方・組織委員の先生方、学生の皆様、1人1人に心より感謝申し上げます。
7月22日(土)〜7月23日(日)に熊本で開催される第3回日本医薬品安全性学会・学術大会が近づいてまいりました。場所は熊本の都心部のホテルメルパルク熊本(熊本市中央区)です。日本医薬品安全性学会は、医薬品の適正使用の推進によって有効性と安全性を確保することを目的として発足し、いつも活発な討論が売りの学会です。
今回は特別講演の東大・澤田康文先生、アレルギー性副作用の大家・宇野勝次先生の理事長講演、「薬局にソクラテスがやってきた」で話題の山本雄一郎先生、どんぐり工房の菅野 彊先生など超豪華メンバーの講師の先生方が来ていただけることになりました。もちろん、私・平田も大会長講演、ランチョンセミナー、シンポジウムなどで講演させていただきます。もう1つの今大会の売りは「医薬品安全性のための「よく分かるセミナー」です。1コマ30分で、分かりやすい内容の医薬品安全性に関する内容が1つの会場で22演題あります。初学者の方、学会が初めての方、これから勉強を始めたい方にとっても、非常に勉強になると思います。
歴史を感じさせる復興中の熊本城、水前寺公園、黒川温泉、雄大な自然に囲まれた阿蘇はとっても素敵です。下通り・上通りなどに代表されるショッピング、食事、ライブハウス、バーなどには大会会場から歩いてすぐの便利さです。学術大会に合わせて、熊本をじっくりご堪能いただければ、幸いです。皆様のご支援と多数の参加を心よりお待ちしております。
第3回日本医薬品安全性学会・学術大会 会長 平田純生
平成29年6月吉日
※ 第3回日本医薬品安全性学会・学術大会ホームページはこちらです。
非会員だと事前登録10,000円になります。
会員になれば(年会費7,000円必要ですが)5,000円とお得です。
当日だと会員8,000円、非会員だと15,000円になりますので、
参加を考えている方は、ぜひ事前登録されることをお勧めいたします。
詳細パンフレットはこちらからダウンロードできます。
→ 第3回日本医薬品安全性学会・学術大会パンフレット.pdf
あけましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜りまして、大変ありがとうございました。
昨年は我が愛しの広島カープがついに25年ぶりのリーグ優勝!残念ながら日本シリーズでは敗れましたが、もっと強いチームがいるということは、まだ目標を失わずに頑張れるってことです。お金がなくても練習量と気力で頑張れば、勝てるということを証明できたのは、とてもいい教訓になったと思います。
1月~5月の育薬フロンティアセミナーは1月10日の「NOACの適正使用」から始まります。多くの薬剤師の先生方に参加していただければ幸いです。
そしてなんといっても7月22(土)・23(日)には第3回日本医薬品安全性学会が熊本で開催されます。医薬品の安全性に軽いテーマのものはありません。たっぷり勉強になって、わかりやすい、面白い学会を目指します。
毎年、去年は一番忙しかったと感じるようになってきました。確かに新刊書2冊、改訂版1冊を書いたので、土日も祝日も返上して、ほぼ毎日家に帰るのは0時過ぎでしたが、いやでやっているのではありません。この歳になってやりがいのある仕事ができるのはとっても幸せだと思っています。
今年も平田は精いっぱい頑張りますので、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
皆様に幸多き年となりますように。
第39回 熊本腎と薬剤研究会のご案内です。
宇野理事長との出会い
私は大阪での薬剤師時代(ご存じですね、92床の白鷺病院)に病態・薬物の理解を高め、HPLCを利用した幅広いTDMの実施によって薬物動態・相互作用の理解を高め、副作用モニタリングの実施、必要とされる情報を満載した医薬品集(formulary)の作成などによって医原病とも言える中毒性副作用を徹底的に少なくすることができました。でも薬剤師がいくら頑張ってもアレルギー性副作用は一定の割合で発生し、ゼロにはできません。だから白鷺病院での最後の2~3年間はアレルギー性副作用対策が我々の重要な仕事の1つになっていたような気がします。
この当時、宇野先生は白血球遊走試験によって80%前後の高い確率で過敏症・アレルギー性副作用の原因薬物の同定試験によって膨大なデータをもとに薬剤過敏症に関する貴重な情報を発信していました。白鷺病院から新潟の水原郷病院の宇野先生のもとに3回にわたり、この同定試験を学ぶための薬剤師の1週間の派遣を引き受けていただきました。残念ながら白血球遊走試験を完全にマスターすることはできませんでしたが、アレルギー性副作用の発生と潜伏期間の関係やどんな薬物がアレルゲン性が高いかという宇野先生から教えていただいた情報からアレルギー原因薬物を推定することができるようになり、アレルギー性副作用を起こした患者にアレルギーカードを渡す、カルテの表紙にアレルギー情報を貼付するなどのアレルギー性副作用発症後の対策を教えていただくことによって、白鷺病院の副作用モニタリングシステムは飛躍的に向上しました。このような縁から宇野先生との深い付き合いが始まり、私が熊本に来てからも宇野先生に講演会に来ていただき、様々なことを教わりました。
その宇野先生が2014年の5月に日本医薬品安全性学会を設立するということを聞き、福山に行くと、私と同じように宇野先生にお世話になった実力者の方々が大勢集まりました。その中には旧知の中国労災病院の前田頼伸先生、東京理大の小茂田昌代先生、福岡大学病院の二神先生、赤穂市民病院の室井先生、そして私の後輩の白鷺病院の和泉智先生もいらっしゃいました。そして2015年7月には宇野先生が大会長として福山で第1回の学術大会が開催され、そして2016年7月には岐阜大学医学部附属病院薬剤部・伊藤善規先生が大会長を務められ、第2回の学術大会が開催されたのは皆様もご存じのことと思います。
前回も書きましたが、安全性は軽いテーマではありません。第1回大会・第2回大会ともに、どの講演もシンポジウムも、演題も聞きごたえのある面白い学会でした。第3回大会は熊本で開催しますが、小回りの利く会場の特性を生かして、最新の研究成果や専門家向けの講演だけでなく、医薬品の安全性に関しては初心者の方も学べるような親しみやすい学会にしたいと思っていますので、2017年の7月には熊本でお会いしましょう。よろしくお願いいたします。
2000年の7月に私が新潟に初めて訪れたときにツーショットです。この時は2時まで宇野先生にお酒を飲みに連れまわされ、ほとんど意識を失ってしまいました。宇野先生と付き合って私のような被害を受けた人は非常に多くいますが、最近は12時までに帰していただけるようになったそうです。ちなみに宇野先生のハスキーボイスはお酒によるもの。皆さんもお酒はほどほどに。
≪ 第3回安全性学会のトピックス ≫ 教育講演だけでこんなに決まりました。
トピックス1
教育講演:「副作用の考え方と服薬指導・副作用情報検索」
どんぐり工房・菅野 彊先生
教育講演:「よくわかる気管支喘息の治療とその副作用」
新潟県立柿崎病院・藤森勝也先生
教育講演:「腎機能低下に伴いハイリスク薬に変身する薬物への対処」
白鷺病院薬剤科・古久保拓先生
教育講演:「高齢者に安全な薬物療法を提供する為のコツと理論
~嚥下・認知機能低下患者へのマネージメント~」
くまもと温石病院・森 直樹先生
教育講演:「中毒性有害反応を防ぐための保険薬局のかかわり」
託麻中央薬局/熊本大学薬学部・近藤悠希先生
ポスター作製秘話
平田も今年で62歳。あと3年ちょっとで熊大を定年退職します。それまでにやっておかねばならない大仕事が、来年7月22、23日開催の第3回日本医薬品安全性学会と、2019年、熊大最後の年に開催する第13回日本腎臓病薬物療法学会です。
2017年の安全性学会の熊本開催はずいぶん前から決まっていましたが、予想にもしなかったのが、「熊本地震」です。開催する予定だった会場の熊本市民会館大ホールが地震で被災し、復旧のメドが立たない。宇野理事長には電話で、このような事情から開催を断念するかもしれないことも相談していました。全国規模の学会を開催するのは立地・収容人数から考えても熊本市民会館とお向かいの国際交流会館はどうしても外せなかったからです。
ところが、熊本市の国際観光コンベンション協会(県外からの熊本への来訪客の誘致を促進するための団体)がここで動いてくれました。協会から紹介されたのは「ホテルメルパルク熊本」、便利な場所できれいなホテルというイメージはありましたが、県外の友人が止まったということも聞いたことがないし、馴染みのないホテルでした。なぜならこのホテルは宿泊施設としての部屋数は少ないのですが、結婚式などのイベント会場として有名だったからですが、「ホテルを学会会場として使うと高くつく」というイメージとは異なり、コスパのよい価格を提示してくれました。安全性学会の開催はいつも暑い7月。他の学会と競合しにくい日程を選んでいたのです。このころに結婚式はほとんどないため、思い切った価格を出してくれたのでした。
ただし熊本の観光は地震の影響を強く受けました。シンボルの熊本城は無残な姿、阿蘇は主要道路が寸断され、水前寺公園の庭園の池も水がなくなっていたのです。もうすぐ岐阜大会が迫ってくる。プロのデザイナー以上のデザイン能力を持つ秘書さん(名前は内緒です)に、熊本のシンボルを避けて「安全性」をイメージしたポスターを数種類作成してもらいましたが、宇野理事長には「やっぱり熊本城が一番いいね」と言われました。内心、ぼくもそう思いました。苦肉の策ではありますが、熊本城をメインにしたポスターを作成し、第3回のテーマを「医薬品の安全性を担保せよ!~復興・熊本からのメッセージ~」とさせていただきました。熊本は地震の被害を受けましたが、頑張って復興します。学会の時には熊本城の本丸もまだ改修は終わっていませんが、あえて、そのありのままの熊本城を見ていただきたい。そしてその1~2年後は本丸の改修工事が終わる予定ですので改めて立派な熊本城を見なおしていただきたいのです。熊本に1人でも多くの人に集まっていただきたいというメッセージを込めてこの大3回大会を開催しようと思います。安全性学会は第1回大会を福山、第2回大会は岐阜、そして第3回大会は熊本、この共通点はお城で有名な都市であること。やはり日本3大名城といわれる熊本城をメインにしたポスターが一番だなと改めて思います。
安全性学会は医薬品の安全性を主眼に置いた唯一の学会です。安全性は軽いテーマではありません。どの講演もシンポジウムも、演題も聞きごたえのある面白い学会です。勉強になる学会です。そして本当にためになるプログラムを一生懸命考えていきたいと思います。ぜひとも2017年の7月22日、23日には熊本に来てください。よろしくお願いいたします。
≪ 第3回安全性学会のトピックス ≫
トピックス1
来年の安全性学会はクールビズでやります!上着・ネクタイ不要です(何らかの着衣は必要です)。
トピックス2
以下の講演が決まりました。
特別講演:「医薬品安全性を高めるための育薬の役割」東京大学大学院育薬学講座・澤田康文先生
理事長講演:「医薬品の交差アレルギーを極める」日本医薬品安全性学会理事長・宇野勝次先生
大会長講演:「薬剤性腎障害を防ぐ」熊本大学薬学部・平田純生