2月28日(金)開催の第44回 基礎から学ぶ薬剤師塾「透析患者の便秘はたかが便秘ではない~死亡者300人/年は過小評価されている~」について以下のようなアンケートの回答をいただきました。
アンケート結果は以下の通りです。原文のまますべてのアンケート内容を紹介させていただきます(個人名は削除しました)。
2025.2.28 第44回基礎から学ぶ薬剤師塾 参加後アンケート

1.初めて参加させていただきました。開始時間に間に合わず途中からの参加でしたがいろんな症例や 薬剤の使用例比較例などボリュームのある内容で大変勉強になりました。ありがとうございます。
2.酪酸菌がさまざまな働きを持っていることに驚きを得た。シスプラチンなどの腎毒性も緩和することも知ることができて大変ためになりました。
3.勉強になりました。これからもよろしくお願いします。
4.整腸剤について良く理解できました
5.丁寧なお話で、分かりやすく新しい情報も復習も兼ねて聞けました。先生の新しいセミナー、楽しみにしています。
6.今回もわかりやすかったです。最後の来月もまたよろしくお願いします。
4月以降の有料化などに関する意見です。
値段は1回1000円くらいで良いのではないかと思います。時間につきましては、金曜日の19時や19時30分を希望します。業務の兼ね合いもありますので、なるべく遅い時間だと幸いです。ご検討よろしくお願い致します。
7.知らない事がたくさんおり、とても勉強になりました。ありがとうございました。
仕事の関係上、19時以降の勉強会だと助かります。
8.ガイドラインにも記載のない貴重なお話が拝聴でき大変勉強になりありがとうございました。
他疾患の腸内細菌叢についても伺いたいです
9.透析を行うことで失われる栄養素が多いことを知り驚きました。また、透析患者において穿孔が起こるメカニズムを改めて整理することができました。ありがとうございました。
時間は18時半からで問題ありません。
10.透析患者の便秘について良く学べました。これからも続けていただけたら嬉しいです。
開催日時の希望はありませんが、一週間ほど繰り返し見れたらありがたいです。
また、金額に関しては特段希望はなく、先生のご熱意が続く限り拝見したいと思います
11.便秘についての見識が深まりました。濃厚な内容でした。
ライブのみであれば、土曜の夜などが参加しやすいです。
参加料は1回2時間であれば、500円、もしくはオンデマンドと資料ありで1000円くらいが参加しやすいでしょうか。ぜひ継続していただきたいです。
12.2000円までなら出せますので、ぜひ続けて頂きたいです。
13.わかりやすい説明ありがとうございました。
開始時間は19時から20時くらいを希望します。
14.1年目調剤薬局勤務の薬剤師です。透析クリニックが目の前にあり、今回の講演に興味があり参加させていただきました。
酸化マグネシウムによる高mg血症のお話など知らないことばかりで大変勉強になりました。貴重なお話ありがとうございました。
15.次こそは、質問してみようと思います!
地域の薬剤師会のzoom の勉強会は1000円です。1000~2000円でも参加します。
16.便秘について、カリウム吸着剤について改めて考えさせられました。
17.本日はご講演ありがとうございました。
便秘を改善すること、良い腸内細菌を摂取することで様々な疾患を予防できることが理論的に学ぶことができました。
腎臓病について最近力を入れて勉強し始めたので、もっと沢山の講演や文献などを通して学び現場で活かしたいと思っています。
講演でもお話があった通り、18:30だと間に合わないこともありディレイ配信があると助かります。今後もよろしくお願い致します。
18.とても勉強になりましたが、テキスト等があれば、あとで見直せるので、助かります。こちらの電波状況のせいだってと思いますが、途中で声が、途切れたりして少しわかりずらく、残念でした。
1週間ほどでも、オンデマンド配信があると、途中電波状況が悪い時、急な残業等でも後で見れるので、助かります。金額ですが、オンデマンド配信をされるのであれば、単回ごとの徴収ではなく、ある程度まとまった、回数や、期間(例えば6回分とか、半年分とか)振込手数料のことを含めて助かります。
19.下剤や整腸剤の違いについてよく分かりました。ありがとうございました。
有料でも是非続けて頂きたいです。私はまだ2度目の受講なので過去の講義が聴けるとありがたいです。
20.刺激性下剤の頻用は良くないとは知っていましたが、頻用されやすい原因なども知れて良かったです。ただ頻回使用しないでくださいよりも、細かく患者さんへの説明に生かせると感じました。
論文の抄読会をやっていただくことはできないでしょうか。興味があり薬剤部でやってみたいのですが、やったことのある知り合いがおらず進め方がわからないので参考にしたいです
21.透析患者さんの透析中の体内の血液循環を考えたことがなく、ハッとしました。下剤といっても、化学物質としての下剤と体内のイオンの動きを意識すること重要であることを再度認識いたしました。今回も非常に勉強になりました。
何度か受講するうちに、以前の講義で出てきた内容がオーバーラップすることで、復習になり、とても良い勉強になっていることを実感いたします。
今後有料になるということですが、病院薬剤師会等での公開講座webで大体1300円(会員)、2300円(非会員)です。
内容の問題かもしれませんが、あまり集まりません・・・参考になれば幸いです。
平田先生の講座で何度も見れる、資料をいただける、透析の講座なら講義時間の長さにもよりますが、10,000でも私はお願いしたいです。質問も、数日後までできるとさらに良いです。
ありがとうございます。先生の知識を分けていただけるだけでなく、知識欲を掻き立てられ、自分でもさらに勉強をしたいと思える口座だと思います。
22.酪酸菌などの整腸剤の効果について詳しく聞くことができてとても勉強になりました。市販されているミヤリサンやビオスリーを飲みたいと思いました。お腹の調子が問題なくても、飲んでおくと良さそうだと思いました。
特に抗生物質を飲むときは、下痢の予防などではなく、将来的に腸を守るために、酪酸菌が大切だと思いました。
19:00過ぎまでは業務があり、落ち着いて聞けるのは早くても19:30になります。できればそれ以降の開始を希望します。これからも参加したいと思っています。年間パスがお得に購入できたら嬉しいです。
23.本日も得られるものが多く、とても勉強になりました。2歳前への抗菌薬処方が当院であるのか、もしあるならば、喘息やアレルギーのリスクになることをAST担当とも共有したいと思いました。
・金曜19時~20時開始が参加しやすいです。事前資料配布や動画配信、単位取得できるのであれば1000円でも参加します。
・講義終了時に、次回講義の申込ができるようにどうかお願いします。また、申し込み直後に自動メール受信できると申し込みエラーに気づけて助かります。(講義直前までエラーに気づかず、受講できなかったことがあります)
24.透析患者の便秘に関して興味があったので今回の薬剤師塾を楽しみにしていました。分かりやすい説明で大変分かりやすかったです。ありがとうございました。
4月からの研修会に関してですが、18時半からの早い時間に参加できない方もおられるため、今より時間を遅らせるのは全く問題ありません。幼い子を育てておりますので20時からのスタートで終わりの時間を考えると、できれば19時半からのスタートだと助かります。私事で勝手を申しまして大変失礼いたしました。もし難しいようでしたら再放送でも構いません。曜日はいつでも大丈夫です。
25.便秘の透析患者に対して、透析による腸内の虚血が起きること、硬結便がたまって腸管裂孔を起こし、また、便のほかにイオン交換樹脂が、腸内で塊になって腸閉塞を起こしている実際を見て、毎日便が出るように指導する必要性を感じました。
刺激性下剤は頓用で使用するが推奨。
酸化マグネシウムは使用されますが、ラクツロースはあまり使用されません。刺激性便秘薬を週に3回(または連日)使用する処方が多いです。ルビプロスト、リナクロチドを連日(1日おき)使用する方法が推奨されているわけですが、刺激性便秘薬を増量する傾向が多いです。腸内環境の改善についても、積極的にかかわるようにしたいと思います。
抗血栓薬と一緒にPPIを投与し続けることが多いですが、胃のPHが上がり、腸内環境にも影響することで、下痢などの消化器症状はないのですが、味覚異常を訴える患者に、プロバイオテックスは有効なカギになるでしょうか。亜鉛を投与したり、今回はPPIをH2ブロッカーに変えて、様子を見ているところです。何か他の提案があればご教授いただければ、幸いです。
以上です。ご回答、ありがとうございました。
今後の薬剤師塾の運
第45回の「基礎から学ぶ薬剤師塾」はいよいよ最終回となります。2025年3月14日(金)18時半から(20時半までの予定)です。
今回のテーマは「腎機能悪化を防ぐtriple therapy~SGLT2阻害薬、RASi or ARNI, MRAの適正使用について考える~」です。腎機能eGFRは加齢とともに低下しますがeGFRをよくすることはできません。進行速度を緩和する治療しかないのです。しかし2015年以降、きわめて強力に腎機能悪化を遅くする薬物療法が開発され、うまく使えれば透析患者数はこれを契機に半分以下になると予測されます。ただし導入する前にこれらの有効性・安全性について学ばねばなりません。
参加を希望される方は 申し込みフォーム に記入のうえ、3月9日までに送信してください。医療関係者であれば参加可能です。
なお、I&H株式会社の主催するオンラインセミナーはこれが最終回になります。4月以降、平田は独立するため有料にはなりますが、参加者の希望に沿ったさらに充実した薬剤師塾の開催を目指していますのでご期待ください。

RAS阻害薬+ SGLT2阻害薬+MRAのトリプルセラピー この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます
MRの過剰活性化によって起こる腎機能悪化・心機能悪化 この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます
糖尿病性腎臓病DKDにおける2つのフィネレノンの大規模試験 この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます
慢性心不全治療のFantastic Four この続きは登録ユーザーのみ閲覧できます
最近、SGLT2阻害薬の話ばかりだったので、少し話題を変えてみましょう。今日はミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA:Mineralocorticoid receptor antagonist)の話。でも、ステロイド骨格を持つスピロノラクトン、エプレレノン、そしてステロイド骨格を持たない第3世代のエサキセレノンはいまだに活躍していますが、多くの報告が心保護作用としてのMRAです。腎臓関係の学会では血清カリウム濃度を上げにくいMRA=ケレンディアⓇ(フィネレノン)が注目されています。さすがジヒドロピリジン系Ca拮抗薬のニフェジピンを合成したバイエル薬品の製造だけあって、アルドステロンの構造を工夫して作られたのではなく、ニフェジピンと同じジヒドロピリジン骨格を持っています(図1:赤丸がジヒドロピリジン骨格)。

非ステロイドMRAフィネレノンの腎保護作用への期待
明日より4回にわたり、さらに詳しく話していきます。
2月25日「慢性心不全治療のFantastic Four」
2月26日「糖尿病性腎臓病DKDにおける2つのフィネレノンの大規模試験」
2月27日「MRの過剰活性化によって起こる腎機能悪化・心機能悪化」
2月28日「RAS阻害薬+ SGLT2阻害薬+MRAのトリプルセラピー」
40歳の時に、ようやく100床未満の小さな病院でも病棟活動が可能になって薬剤師の仕事に夢中になった。はじめて会う患者さんの情報を下調べし、知らなかった薬や病態について知ることがうれしくて仕方なかった。いろいろと調べ物をしたりスライドを作成したり、発表原稿を書いているうちに、気が付けば最終電車がなくなったので、病院に泊まることになり、それが常習化して、病院に寝袋を持って行って薬局で寝泊りするようになった。でも病院が薬剤師としての仕事ぶりを認めてくれて、給与が上がり、昇進できた。そして自分の部屋を持てるようになったので、折り畳みベッドを買って持ち込んだ。おかげで深夜2時まで大好きな薬剤師の仕事ができるようになり、朝、目覚めて8時半には患者さんの様態を確かめに病棟に行くことができた。そのうち、学会でも認められ(森ノ宮・ピッコロホールで透析患者さん1000人が集まった講演会、レジェンドの秋澤先生と(52歳?))、名前が知られるようになって評議員や理事を務めるようになり、総説や本の執筆依頼が来るようになった。50歳を超えたころには、臨床研究で英語論文を数本書いていたので、まったく基礎実験をすることなく何の苦労もせずに博士号を取れた。そして腎臓の専門家の多い米国オレゴン州ポートランドに国費留学が決まり、熊本大教授に就任することを伝えると、客員教授待遇で留学でき、自分の部屋ももらえた。

今思うことは、40歳になって仕事に夢中になれたってことは、遅かったかもしれないけれど本当に幸せだっていうこと。自分のこの「夢中になる」性格がギャンブルや変な薬物なんかにはまらなくてよかった。本当に良かった。
金曜日の夜、論文を書き、図表を作っていると「あ、夜が明けてしまった」ということが今でもある。でも楽しいんだから、ま、いいか。
35歳の時にゲームのテトリスに夢中になった。ウイークデイなのにテトリスに夢中になって気づけば深夜3時。翌日の仕事に支障をきたすようになったので、これ以降、自分は夢中になりすぎる性格だから、テレビゲームは一切しないと心に誓った。
油絵にも夢中になった。でもデッサンはまあまあだけど、色彩感覚に劣っていると気づきやめた。

スポーツに関しては何をやっても駄目だと劣等感を持っていたけど長距離走はあまり運動神経が関係しないと思って始め、27歳(1981年 六甲山の10kmレースで上り坂を走る(27歳))の時にフルマラソンで3時間20分を切れるくらいまで速くなった。運動音痴の僕としては、これはすごいことだったけど、基礎体力が伴わないのに、夢中になって練習しすぎて腰痛、ひざ痛、股関節痛で全く走れなくなった。再びまともに走れるようになるまでに40年近くかかった。70歳の今はなぜか走れるようになりました。60歳以降の記録は69歳の時の4時間20分台なので、運動音痴の僕としては上出来。なので、今も走ってます。

病院で作った草野球チームで試合に出るようになったが、1年目は打率1割台(1982年 白鷺病院の草野球チームでは1番バッター(28歳))。でも阿倍野のバッティングセンターで毎週、土曜日に300球打ち込んだ。30球で300円だから3000円も毎週使って練習し、4割近くの打率を残せるようになった。これはあらゆる運動、特に球技の苦手な僕にとってはあり得ないくらいの好成績だったけど、マラソンで痛めた脚腰の痛みがひどくなり、断念。
小学校から中学1年くらいまでは僕の成績は中の下で体育や運動会、音楽なんかは大の苦手だった。おかげでよくいじめられてたので、強いものにあこがれて東宝のゴジラ映画に夢中になった。ゴジラだけではなくすべての怪獣についての知識を身に着けた。

中学・高校の時にアントニオ猪木に夢中になった。友達にそれを言うと馬鹿にされそうだったので、1人で馬場・猪木を広島県立体育館に見に行った。高校2年の時に猪木は日本プロレスをクビになって独立。新日本プロレスファンになる。これは50歳くらいまで続いた。高校生のころの僕は女子と話すことが全くできなかった。自信が全くなかったから(1972年 自信がなかった18歳のころ)。
大学生の時にパチンコに夢中になりかけた。でも25歳になるまでに「勝てるわけがない」と知って、全く興味なくなった。

4年生の時にギターに夢中になった。国家試験の勉強もしたけれどスリーフィンガーの練習も毎日やったっけ(1974年 父が質屋で2000円で買ってきたガットギターを弾く(22歳))。初任給でポールサイモンが使っていた憧れのギルドのギターを買い、その後30万円するTEAC社の4チャンネルオープンリールテープデッキを買ってギター演奏を毎日録音、25歳で40万円するマーチンHD28を買い、つい最近まで弦楽器は30本くらい買ったかも?あ~ぁ、なんという無駄遣い。嫁からも「また買ったの?どこに置くのよ?」と怒られてばかり。だってそんなに上手じゃなかったのに(集め過ぎた楽器類(反省))。
70歳になった現在、独立するためにやらなきゃならない仕事が増えてギターが弾く時間が無くなったため、少し興味は失せたけど、いつ再発するかわからない。